携帯電話

燃えないゴミの日の今日、珍しく缶や瓶など何個かあって、今朝うちを出る時それを持ってるわたしを見て、ふみは、
「ママ、僕が捨ててあげる。ママ玄関で見てるだけにしてね」
「そう?じゃお願いね。走っちゃダメよ」
外に出た途端、向こうからSちゃんとSちゃんのお父さんが歩いてきたのを見たふみは、燃えないゴミも、走っちゃダメも、とうに飛んで
しまって、
「Sちゃん〜」と走って憧れのSちゃんへ向かう。

「オレンジとオレンジ」
「本当だ、オレンジとオレンジ」
二人とも、たまたま同じオレンジ色のジャンパーを着てる子供は、あははは、あはははと笑いが止まらない。

「S〜走らない、危ない、お願い、走らないで…」とSちゃんのお父さんは叫ぶが、全く聞かない二人だから、Sちゃんのお父さんの声はどんどん小さくなった。
わたしは最初からあきらめてる。

保育園の玄関に着いて、さすがふみもSちゃんも、はあはあ言って。あたりまえや。ずっと笑いながら 走るもの。

「喉渇いたー、でもSちゃんね、朝オレンジジュースを飲んだよ」
「ふみちゃんだってコーラを飲んだよ」

飲んでません飲んでません。
この二人、甘い飲み物への永遠の欲しがりから生まれた狂言を語り合ってますね。


携帯電話ショップに行ってきた。

今の携帯は、グローバル機能が付いてないので、海外に行くとき、電話も、特にメールができるグローバル機能のが欲しい。


まだ契約期間満了してないから、機種変更手数料が高いだろうなと思ったら、
貯まったポイントで精算できた。
ラッキー

真っ赤な色を選んだ。
最近は赤が好き。
今日、コートを出して着始めたが、こちらも赤色のものだった。


主人に、SDカードを買ったほうがいいと言われたもので、
「SDカードというものはありますか?なんかそれを入れたほうがいいと言われて」
「ありますよ。1ギガと2ギガのありますけど」
今日対応してくれるのは店長風の中年男性。
「?、1ギガ、2ギガどう違いますか?」

「簡単に言えば、2ギガのは、約2千枚写真撮れるかな」
「2千枚もですか?そんなにいりません」
「じゃ、1ギガのでいいんですね?」

“店長”(かな?)は奥からSDカードを持ってきて、「いれましょうか」と。

「お願いします」、ぜひお願いしたい。こういう機械類は苦手なもので。

“店長”は操作しながら「これ、サービスしますよ」
えっ?このカードをですか?
「…すみません」

親切な“店長”さん、ありがとう。でも、いいんですか。



夕方、ふみに新しい携帯電話を見せると、
きれい と言ってくれた。



飛行機のチケットを予約したいから、昔の知ってる旅行社に電話をした。
この何年間、お世話になったことがなく、Wさんはまだわたしのことを覚えてるんでしょうか。
「お、久しぶりだね。二枚?わかった、あ、ちょうど特別羽田から北京へ飛ぶ便があって、特別だから割引利く、あなたと?子供?あなた子供生まれたんだ…」


や〜やっぱり久しぶりですねWさんは。