テネシーワルツ

昨日の暖かさから一転、今日も寒い一日でした。夕方、冷たい雨の中、ふみと柔道道場から出て来た時、ほんとうに歯がガタガタと鳴った。


趣味でお野菜を作っている知人が、この春の天候で、野菜の成長は足踏み状態だとおっしゃってました。するとお野菜はまた値上がりするのでしょうね。


葉桜になり始めてるんですけど、やっぱりどんな街角でも、サクラが普通に見えるのは、この季節ならではの贅沢ですね。



午前、病院に行って来た。
貧血のお注射は月に2回ぐらいしなきゃいけないのに、わたし、一ヶ月以上もサボってた。
さすが最近ちょっと立ち眩みが始まって、やっぱり行かないとって、やっと自覚が出て来た。


先生は、あいだを開けちゃったので、いつもの一本のお注射はもう間に合わないから、点滴にしたほうがいいとおっしゃって、ビタミン剤も入れて増血剤の点滴を受けた。


今日はたまたま病院が混んでいて、ダンスの時間、予約より結局一時間も遅れてしまった。申し訳ない申し訳ない。


今日は、先生がわたしの希望を聞き入れてくださって、ずっとわたしの大好きなワルツにしました。
ダンス教室では、CDがたくさんあるけれど、パティ・ペイジのは無かったのです。


そこで、わたしの大好きなパティ・ペイジのCDを焼いて持って行ったのです。
そして、パティ・ペイジの「Tennessee Waltz」の滑らかな歌声に乗せて、ワルツを踊りました。
わたしの夢です。いつか、パティ・ペイジの歌でワルツを踊れたなら、という夢です。


今日は、ずっとミスがなかったです。先生も驚くほど、うまく踊ってました。

さすが注射パワー。
「先生、今までの、間違えたりしてたのは、あれはわたしじゃないんです。貧血というものです。今日のは本来のわたしですから」

先生は、「注射って、すごいな」としみじみと。
ホッホッホ。



夕方ふみに付き合って柔道教室へ。
「先生の言うことや、やってることを、よくよく見て覚えるのよ」とふみに念入りに何回も言いました。

ふみは本当に今までよりちゃんと先生のやってるところをじーっと見てました。
そして倒された時も、ちゃんと受け身をやってた。いっぱい誉めてやったんです。