アイスクリームケーキ



春眠暁を覚えず。
この頃のわたしの土日は、まさにこの言葉の通りです。

仕事をやってる時はそうでもないですけど、今日は休みだと知ってると、
もう朝から頭が重くて、まぶたが重くて、体はだるくて、
理想としては、毛布をかけて、テレビを眺めながら、眠る。

けどそうはいかないや。ふみがいるし、やることはあるしね〜

まずお買い物しなくてはならない。最近のふみは、以前みたいに何がなんでも外に出たいでもなくなってる。
ちっちゃいブロックでいろんな物を作るのに夢中。

昨日は雨で、ふみと新宿のデパートへ、ふみのサンダルを買いに。
サイズが合ってるのに、ふみは気に入らない、気に入ったのはサイズが合わないで、結局買わなかった。
雨の中に入る時、ふみはカッパのボタンを一つ一つ丁寧に掛ける。
「ふみ、一番下のボタンはいいんじゃない?かけなくても」
「ううん、やる。放射線が入ってくるから」
(^◇^)


今日は母の日、わがやは別に何のイベントもないや。
今日もふみのサンダルを買いに、別の場所に出かけたが、サンダルより先に、あたしのお洋服を二枚買った。
紺色の水珠の半袖に、白い編んだ襟、レトロ風のそのシャツは、一目ぼれだった。
試着する時は、ふみ、遊びコーナーで、ある兄妹とお友達になって、楽しそうに遊ぶ。


昼過ぎにうちに帰ってきたら、もう早く横になりたい。

窓が開いていて、暖かい空気とそよ風が入ってきて、気持ちよくうとうとしてきた。
「ママ、ママ」腕は揺らされてる、薄く目を開け、ふみだ。
「なに?」
「今何時?」
はぁー?ママは休んでるのを、一目で見ればわかるじゃないの。でも考えないように、考えたら頭が冴えてきて、眠れなくなる。
「2時」と適当に答える。

暖かい空気とそよ風の中、毛布をさらに上まで引っ張り、うとうとになって来た、すると頭も体も、疲れが取れてくる。
「ママ、ママ」腕が激しく揺らされてる、
「なーに?」
「おやつの時間まだ?」

もう…。

母の日ぐらい、母を休ませてよ。



夕飯後、サーティワンから買ってきたアイスクリームケーキを頂く。

アイスだから、一切れでもう充分。これが柔らかいケーキだったらね〜