ひんやり
夕食は、パパに頼んで、ふみのお迎えの帰りに、
タイ料理屋さんから、
タイカレーの「大辛」を買ってきてもらいました。
名前の通り、お店の一番の辛い味で、食べる人はみんな水をじゃんじゃん飲みながら、ティッシュペーパーで汗を拭きっぱなし、ご飯をどんどん足して、挑戦しています。
わたしはと言うと、この「大辛」に免疫が付いたみたいで、何事もないような顔で、お行儀よく頂けます。
今日の大辛、相変わらず美味しい。
体がぽかぽかになり、そして相変わらずわたしは、淡々といただきます。
中の鶏肉を食べたパパは、「はほー」と辛そうな顔を見せます。
「僕は大人になったら食べる!」と宣言するふみである。
今日は、どこも掴まなくても、歩けるようになりました。
ゆっくりゆっくりですけど。
座ることもできました。
まだ短い時間ですけど。
あとの時間は、ベッドに体を平らにして、根性よくひたすら回復を待つ。
こうしてると、一日はあっという間に過ぎてしまいます。
今日も一日ひんやりのままでした。
朝、出勤する前にパパは、窓を閉めてくれました。
ガラスの外は、ずっと灰色の空。
風もないでしょう。干してる洗濯物はあまり動いてないですから。
「あっ、てるてる坊主斜めになってる!てるてる坊主が斜めだと曇りだよ」
保育園から帰ってきたふみは、椅子を扉まで引っ張って、上に登って、扉上にかけてる少し斜めになってるてるてる坊主を、まっすぐに直す。
ふみ、毎日の天気を見て、てるてる坊主の姿勢を解釈してませんか?
夜からまた雨との予報ですね。
てるてる坊主、なかなかベランダに出せませんね。