夏は、暑い

あっつ〜い

梅雨明けとのことで、空気はカラッとして、日射しが強くて、じりじり、眩しく、それに、逃げる場所がない暑さ。

(;´Ο`)ゞ


午後2時、一日一番暑い時間帯にうちを出て、ふみとスイミングスクールへ。

空は澄んでいて、とっても青いはずだが、仰ぎ見れば、白く光っているだけに見える。

「お〜い、にゃんこ」と、ふみは突然走り出して、日陰に寝転がってる猫に近づき、猫はしぶしぶ起き上がり、文句言いながら撤退。ふみはゆっくり尾行。



「ふみ、行くよ、間に合わないわよ」

「あ、やばい。にゃんこ、バイバイ」

暑い暑いと言いながら、やっぱりついつい道草したり、遊んだりするふみに、ママは内心、脱帽。
ママは、この炎天下、もうなにもする気がないわ。
(=^ェ^=)



夜はクーラーなしで眠れない、が、クーラーを付けてると、これはまた体調が悪くなる。むくみとか。

足には、たびを履いて寝ている。

小さい時から靴下が苦手で、お行儀悪いのと、健康に良くないのと、常に両親に注意され、けど、わたしはどうしても靴下がうっとうしくて。

父親が仕方なく、そういうわたしを「赤脚大仙」と笑って呼ぶ。


一昨日、夜中、久々に揺れてすぐ目覚めて、やや長めの揺れで、怖かった。

それからは眠りに付けず、ずっとラジオを聞いていた。


不安と、ちょっとオーバーに言うと、恐怖は、どこかにずっとある。
これは、いつか消えるものだろうか。


水泳、今日もテストある、と、ふみはなぜかそう勘違いしてる。

「ふみ、たとえ本当にテストがあっても、別にどうでもいいんじゃない?楽しく泳いでればいいのよ。こんな暑い中、泳げるなんて、ママは羨ましいわ」

「うん。パパ言ったよ、テストの時、頭に余計なこと考えない、あ、なにも考えないのが、一番。パパがそう言ってたよ」


ふみは、パパの言う通り、何も考えないことにしてみたいで、楽しく泳いでます。


ビート板を掴んで、二人一組で泳ぐ時、ふみの隣りには、たまたまある小学校高学年の女の子だった。
ふみは、ちらちらとその女の子を見て、それからその子の後ろを見る。
その子の後ろは、女の子だが、いかにもまだ水泳が上手じゃなさそうな、少し怯えている様子の子です。


ふみは急に自分の後ろの子に、「どうぞどうぞ、いいよ」と位置を譲ったのです。

譲られた男の子は、恐れ入ります、みたいな感じで、ふみと位置を交換しました。

「よ〜い、ドン」その男の子は、高学年の大きい女の子と一緒にプールに飛びこむ。

たちまち、女の子が、ずっと先に行ってしまい、男の子と距離がどんどん離れる。


微笑んで、それを見送るふみ。


「よ〜い、ドン」、先生の掛け声と一緒に、ふみたちは飛びこむ。

たちまちふみは先に行ってしまい、一緒にプールに飛び込んだ女の子は足をバタバタとさせ、一生懸命泳ぐが、どんどんふみに抜かれてゆく。

余裕が出て来たか、ふみは泳ぎながら、振り向いて女の子を見て、笑みを浮かべる。


まっ、楽しそうでなにより。