マジうまい


夜中急に目覚めて、その何秒か後、揺れ始めたのです。

扉がガタガタと鳴り、わりと長く。

しかしわたしは、なぜいつも揺れる直前に目覚めるのかしら。


本揺れ前の小さい揺れを感じたからかな。


やっと落ち着いてきて、ラジオをイヤホンで聞き、それからは、なかなか眠りにつけませんでした。


朝日が昇ってきて、ベランダに出て虫籠を入れる。




久しぶりの大相撲の生中継は、ふみの眠っていた相撲魂を再び燃え上がらせました。

登園するまでの時間でも、一人相撲に夢中。
「寄りきり、寄りきりでした」と解説しながら、ゆっくりと倒れて行くふみである。


登園道で、「ママ、僕はお相撲さんになって、やめて、痩せて、サーカスの人になって、飽きたら、また太って、お相撲さんになって…」
「忙しいね、ふみは」
「あっつ〜い」と言って、ふみはわたしの腕を持ち上げて額の汗を拭く。
「いやだよ」
ふみは笑う。


涼しさは昨日で終りましたね。昨夜からまた蒸し暑さが戻ってきて。


千葉県の鑑蓮会に出た知人が送ってきた写真です。


この牡丹のような蓮、わたしは初めて見ます。


幻想的で美しい。



夕方ふみをお迎えに保育園に行って、
坂道を登ってるうちに、もう汗をかいてしまいました。

ふみたちは今日は水遊びをしたそうです。
が、「ふみ君は、つまらないし、面倒だしとの理由で、拒否。
最後みんなと一緒にシャワーを浴びただけ」と先生が。


水遊び拒否したふみ君は何をしてたかと言うと、
ずっとお部屋で、一歳下の年中さんたちと楽しく遊んでたそうです。


保育園から出て、なんで水遊びしないの?と聞いたら、
プールじゃないからつまんないもん、とふみが。

「お部屋の中で箱積み木で遊んでおもしろかった。それよりママ、僕にクイズして」

「クイズ?何のクイズよ」
「だからこう僕に聞いて、さあー、今日のご褒美はどんなお菓子と思う?って」
噴き出してしまいましたわ。



塾に入って一時間後、またお迎えに行って、
「ママ、今日、はなまるを2個ももらったから」
「へぇ〜、なんで?」
「そりゃマジうまいだからよ」


夕飯後、パパとプールで一時間ぐらい遊んできたふみは、帰ってきてお風呂に入ったら、すぐ眠りました。