金魚 金魚
日本橋に「アート アクアリウム展
〜江戸・金魚の涼〜」を見に行きました。
ふみは大喜びです。
この展のすごいところは、金魚鉢や水槽にしかいない、いかにも「和」の金魚ですが、前衛的なアートに変身させること。
ちょうどテレビ局のカメラが入ってきて、じーっと金魚を見つめるふみに近付き、顔の角度を注文して、それからしばらくふみを撮っていました。
「まだ?」とふみは顔の角度を変えずに言う。
傍で笑ってしまうわたし。
素晴らしい時間でした。
今日から、パパが仕事先に二泊することに。
ふみはパパと一緒に泊まりたいとのことで、夕方、ふみと、パジャマや、お着替え、飲み物、明日の朝食、歯ブラシ、タオルなど、運んで行きました。
戻ってきて、掃除機をかけて、シーツを洗って、わたしも大忙し。
今、やっと一段落して、午後のふみとの会話を思い出す。
「ママ、一つ聞いてほしい。ぼくたちがいなくても、ちゃんとぐっすり寝てね。」
「心配してくれてるの?ありがとう」
「怖い夢とか、見ないでね」
「どうやって?夢は仕方がないでしょう」
「だから、頭のリモコンを使って、怖い夢を見ないようにしてね」
ありがとう。優しいふみちゃん。