金魚 金魚

日本橋に「アート アクアリウム展 
     〜江戸・金魚の涼〜」を見に行きました。



ふみの大好きな出目金や、


図鑑でしか見たことのない「水泡眼」も、


ふみは大喜びです。


この展のすごいところは、金魚鉢や水槽にしかいない、いかにも「和」の金魚ですが、前衛的なアートに変身させること。




千匹の金魚が乱舞する「花魁」

光によって、いろんな顔を見せる。


こちらの金魚の屏風も、優雅な日本の四季を描いてます。


こちらの水槽には、万華鏡がたくさん設置されて、


覗けば、金魚が通るたびに、万華鏡になります。


すっかりこの神秘的な世界に惹かれるふみ。



ちょうどテレビ局のカメラが入ってきて、じーっと金魚を見つめるふみに近付き、顔の角度を注文して、それからしばらくふみを撮っていました。

「まだ?」とふみは顔の角度を変えずに言う。

傍で笑ってしまうわたし。


素晴らしい時間でした。


今日から、パパが仕事先に二泊することに。
ふみはパパと一緒に泊まりたいとのことで、夕方、ふみと、パジャマや、お着替え、飲み物、明日の朝食、歯ブラシ、タオルなど、運んで行きました。

戻ってきて、掃除機をかけて、シーツを洗って、わたしも大忙し。


今、やっと一段落して、午後のふみとの会話を思い出す。
「ママ、一つ聞いてほしい。ぼくたちがいなくても、ちゃんとぐっすり寝てね。」
「心配してくれてるの?ありがとう」
「怖い夢とか、見ないでね」
「どうやって?夢は仕方がないでしょう」
「だから、頭のリモコンを使って、怖い夢を見ないようにしてね」

ありがとう。優しいふみちゃん。