処暑

連日の雨のおかげで、ベランダの植物はみな元気。

夕顔、まだ咲いた。観賞用だから、あんな巨大に実らないね。

朝顔も咲いて散って、咲いて。


東京に戻り、節電の暗い駅から出て、売店の新聞コーナーで、
茨城沖でM8の地震がそろそろ起きる、というような見出しが目に入り、ああ、帰ってきたなって実感する。

一日中、瓦礫の荒野が、何回も何回も目に浮かぶ。気持ちはなんとなく重い。

「やっぱりおじいちゃんおばあちゃんちがいいな〜」
「しんちゃんってすごいよ。だってね、だってね、耳からティッシュ出せるんだよ、鼻からも、あとは、眉毛!眉毛からもだせるんだよ。すごいな〜」

そういって、ふみは、しぶしぶと保育園に行った。



廊下に、今日書いた絵が展示されてる。

ふみの作品。


右下のは、おじいちゃんとおばあちゃん。その隣りの緑は、畑。
左上は、ひまわり・クワガタ・とんぼ。

ちなみに左下の黒いのは、海、だそうです。