雨風

今朝、保育園の玄関の、子供たちの色とりどりのレインコートです。


「あ〜、箱根、あれは夢だったかなぁ〜〜」
「なに?その感想」
「ママ、今日、早お迎えにしてぇ、ダメ?」

いいよ。そうね、今日は台風が来るしね、早お迎えにしよう。



今日はわたしのお休み。
用があって午前はお出掛けして、雨風がひどくなる前に帰ってくるように心がけて。


目的地に着いたら、雨はなく、風も穏やか。
同じ都内でもだいぶ違う。


用事が済んで、お天気がまだ大丈夫そうなのを見て、お昼を食べてしまおうと、一軒のベトナム料理店に入った。


タイ料理が好き、それに似てるベトナム料理も好き。

タイやベトナム料理店の女性店員さんは、南方的な顔だが、声から、仕草から、スタイルから、とても女性らしくて、これも好きな一つの理由かな。

今日のベトナム料理店では、流れている音楽、二胡で演奏したメロディ、よく聞くと、ほとんど知ってる、中国の懐メロ。


ベトナムの音楽でいいのに。


そのささいな疑問が消えないうちに、頼んだフォーセットが出てきました。


う…ん、酸味といい、辛味といい、全部いまいちだな、わたしには、ちょっと朦朧とした味だな。


やっぱり、どこか抜けてるわ。


昼頃帰って来て、駅に出来たら、ちょうど雨がどしゃ降り、風も生温く、朝出る時はひんやりだったのに、ビックリ。急いでレインコートを脱ぐ。


保育園によってふみをお迎えして、帰宅。


荒れる前に帰って来て、テレビを点けると、もう台風の映像ばかりで、わ〜、またすごいことなったなぁ〜、被害が。
…。


夕飯は、おうどんを作りました。

小麦粉でうどんを打って、じゃがいも、キノコ、ごぼう、ねぎ、焼き豆腐と煮込んだ温かいおうどん。



日本はお米の国だから、うどんを打つというのを聞いて、なんとなくおおごとなイメージあるみたい。
わたしの故郷は小麦粉の国で、夕飯におうどんにするというのは、まるで日本の家庭の「今日は簡単に、お茶漬けにしようか」のように、手抜き料理な感覚なんだ。


主人は美味しそうに食べるが、
ふみは、どうのこうのと理由をつけて、うどんの上にかけてる温泉卵だけさっさと食べ、残ったうどんを、渋々、少しだけ食べた。


夜、この前Fさんから頂いた「カールじいさんの空飛ぶ家」のDVDを観賞。
ふみはこの映画が大好きで、すでに観たのも関わらず、パパを誘って、毎晩少しずつまた見ている。

南アメリカには虎はいないよぉ、じょうしきぃ〜」と、映画の中のセリフを真似して笑うふみ。



雨も風も静かになって、台風、過ぎてしまったようだ。
やっと気が緩んだその時、夜10時半ころ、テレビから、ガランガラン・ガランガラン、と緊急地震警報が久しぶりに鳴った。

茨城、5弱。

本当に物騒な世の中ですこと。