蟋蟀在戸
蟋蟀在戸。
コオロギやキリギリスたちが鳴き止み、姿を隠す頃だそうです。
暦上、ちょうどこの2、3日を指す。
そろそろ、虫の鳴き声が聞こえなくなるんですね。
夕飯後、パパはスイミングへ。
ふみは宿題。
明日は柔道があるから、疲れて帰るから、明日の分のもやる?と聞いたら、
算数10枚、国語10枚。
それをずっと見守って、終わってから掃除機をかけ、お風呂に入る前に、ふみに、
「パパが帰ってきたら、宿題は明日の分までやった、
ママは掃除機をかけた、
ママは今はお風呂に入って、と伝えてね。」と言ったら、
わかった、とふみは言った。洗面所にいたら、何かぶつぶつの声が聞こえて、
ドアを少し開けてみたら、テレビを見ているふみは、「…ママは掃除機もうかけました、ママは…」
さっきのわたしの話しです。
真剣に聞いていたんだ、ちょっと驚いた。
しかしふみはどういう時にママの言ってることがちゃんと耳に入るかは、
本当にわからないや。