舞台

朝、のんびりと起きて、
今日は暖かくてよいお天気。


9時前にご連絡がありまして、11時開演の明治座のチケットが二枚ありますと。

急いでお洗濯を干して、お皿を洗って、ふみのスイミングをキャンセルして、どたばたではありますが、
ちょうどいい時間に明治座に着きました。


ふみは舞台は初めてです。

舞台と映画の違いや、舞台を観るのに守らなきゃならないマナーや、いろいろ話しまして、
ふみ、真剣な目で聞いてました。


デパ地下でお弁当を買うのも間に合わなくて、明治座のお弁当は案の定、売り切れで、休憩時間に4階の食堂で食べるお弁当を予約して、席に着いてまもなく、場内は暗くなりました。


川中美幸の舞台です。


ほかの歌手と同じく、前半はお芝居で、後半は歌です。


ふみ、目をキラキラさせて観てました。
二階席で、花道はちょうど下に、役者たちが花道から出てくるたびに、ふみは身を乗り出して下を見ます。


落ちるんじゃないかとわたしは慌ててふみの服を引っ張って、

「落ちないよ」とふみはわたしの手をはらいます。


休憩時間に、二人は食堂で美味しいお弁当をいただきます。
「これが正真正銘な幕の内弁当というのよ」とふみに教えます。


照明が激しくピカピカして、音量も凄く、ちょっと疲れてしまいました。でも、素晴らしい舞台でした。


ふみはよく長時間におとなしくしてましたね。えらいえらい。


帰りに人形町のタイ焼きを買って帰ろうと思ってましたが、あそこ、祭日もお休みですって。


「ママ、3時のおやつは?」とふみが。

「え?お弁当食べたのに?」

「それは昼御飯でしょう?3時のおやつは3時のおやつよ」


人形町のほうじ茶屋さんの二階で、ほうじ茶ぜんざいをいただく。



夕方、雨しとしと降り始めました。