七草粥
朝食のあと、ロビーに座って、豆から挽いたコーヒーを頂く。
その窓際に咲いてるお花を見て、思わずシャッターを押すわたし。
雪は一晩中降り続いて、朝になって、弱くなったり強くなったり、道路に除雪車が出て早くからまた作業を始める。
朝食は広めの座敷で和食を。
腰を下ろして、回りを見渡してふみが、「うん、昨日のくじ引き、当たった人、一人もいないね」
「どうしてわかるの?」
「だって、そんな笑顔の人がいないもん」
はっはっは。
みんな、ふみと違うよ、当たったら、あらゆる人にアピールしたいじゃないんだから。
コーヒーを頂いてる間に、主人と番頭さんとの会話が耳に入る。
7年ほど前の中越地震の時は、被害の甚大だった山古志村にも近いこの温泉もすごい被害で、ほぼ満室のお客様が、山道を歩いて、長岡駅へ向かって…
地震ね〜
そういえば最近、また地震に関する“脅し”の記事がちらほら見かける。
例えば、
あたしはこういうの撮って、知人に写メールで、ばらまく。
なんて品のないこと。
(≧∇≦)
女将さんからの黒豆入りの揚げ煎餅のおみやげを持って、宿を後にした。
長岡市に入ると、こういった雪を溶かす送水口も見かける。
そして新幹線に乗って、長岡をあとにする。
本当にいい温泉、いい宿だった。また来るわ。
上野で下車して、国立博物館での「北京故宮博物院200選」を見ることに。
メインの「清明上河図」は長い長い行列で、待ち時間100分!
断念して、「清明上河図」以外のを観賞。
中国は、やっぱりすごい!
紀元前のものだけでも充分素晴らしい。こりゃ中国は威張りたくなるわけだ。
ふみは退屈そうだが、なんとかついてきて。
冷蔵庫などに、くっつける磁石を購入。
主人は一目見て、「あなた好みだね」と。ははは、こういった系の絵、昔から好き。
うちに戻って、さっそく七草粥の準備を。
七草なんて、ふみは聞くだけでもう拒絶。説得して、小さいお椀に半分ぐらい入れて、ふみは頑張って半分を頂いた。
東京も寒い。