小正月
ふみの風邪、だいぶよくなってる。
朝、機嫌よく宿題を終わらせ、お昼食べてから、お散歩に出かける。
空を観察するわたし。
これ、地震雲じゃありません?
パパにメールで出したら、
「飛行機雲です」との即答がもらえて。
午後、戻って来たら、ふみはすぐテレビを点けて大相撲の中継を。
初場所が始まってから、ふみは毎日中継の時間にテレビの前にくいつく。
塾の日は必ず録画を頼んで来る。
何日か前の中継に、激しい取り合いの中、行司が土俵から飛ばされ、担架に運ばれる、という出来事があった。
それを見てたふみは、だいじょうぶかな、だいじょうぶかな、倒れて目をつぶってたから、と、ずっと心配してた。
パパがネットで調べて、行司は無事だったと、ふみに伝えた。
金曜日の懇談会、出ることにした。
「ふみ、いい子になったって、保育園でも?」
「いや、保育園では、いつも普通だよ」
「F先生の言うことを聞くようになったとか、ないの?」
「だから普通」
「…。でも、懇談会で、F先生またふみのことをいろいろ言うかもよ、それでもママは出たほうがいい?」
「うん。」
「先生がなに言うのか、ふみは気にしない?」
「全然。先生が悪いんだから」
(-_-)
でも懇談会は、個人面談と違って、あまり具体的に子供一人一人のことを言わないわ。
小正月の今日、炊事などを休むことはなく、むしろ夜はふみの要望で餃子を作った。