フレンチ・お散歩
ゆうべ、私が眠ったのが遅いにも関係なく、ふみの早起きに、「もう充分眠ったよ」と自分を説得して起きる。
午前、宿題をしてたら、少し揺れを感じ、テレビをつけてみたら、茨城震度3、と。
もう、日常茶飯事だね。
お昼は、久しぶりに、ふみと外食。
駅のフランス料理のランチ。
ふみ、うれしそうにナイフとフォークを使って、サーモンを頂く。
ここは、わりと本格的で、生ハムにヤギのチーズを使用。
「うまい」と連発のふみ。
もっと小さい頃ここで食べたことがあって、ふみ、全てダメだった。
そのことを言ったら、
「なんでだろうね、こんなにおいしいのに?」とふみが。「ぼくはもうフレンチが大好きだから、今度またフレンチが食べたい」
あらま、フレンチかー。
それからふみと皇居あたりにお散歩へ行こうと。
今日は昨日と比べると寒い。陽射しもあったり無かったり。
地下鉄で霞が関で降りて、それから皇居へ向かう。
皇居の周りは、相変らず勝手にマラソンをする人が多く、歩行者にとって、ちょっとした迷惑。この前、確かにテレビにも、この問題を取り上げた。
一群れのマラソンの人たちがすぎ、ふみも走りだす。
遠くまで走って、また戻る。
(まったく体力の無駄遣いだな…)って思う自分に歳を感じる。
「ふみ、ここはなんで砂利ばかりだと思う?悪い人が悪いことをしても、逃げられないように」
「なんで逃げられないの?」
「これじゃ走れないでしょう」
「走れるよ」
ふみは砂利の上を遠くまで走って、また戻る。
あー、体力、もったいないもったいない。
「鯉がいない」とふみが掃除のおじさんに言ったら、
掃除のおじさんが、もう一つ向こうの濠に、鯉や鳥が、もっといて、白鳥も確かに2、3羽いるよ、と。
「白鳥は冬だけですか?ここにいるのは」
「いや、一年中いますよ」
しばらく歩いたら、本当だ、鳥がたくさん。大きい黒い鯉も。
「なんでこの姿勢?」と聞くと。
「落語やってるんだ」と答える。
うん、そう言えば落語っぽいな。
噺家に興味湧いたってことかな。最近パパが落語の本を読んであげてるから。
それから大手町まで歩いて、丸の内線に乗る。
今日は9千歩あまり歩いた。