大雪
夜中2時頃、グイン グイン グインと警報が鳴ってるのが聞こえて、目覚めたが、これは何の警報か、どこから出ているのか、見当つかなかった。
「ママ、携帯よ」と、ふみは、かろうじて目を半分開いて言う。
本当だ。充電ホルダーに挿しっぱなしの携帯からだわ。ということは、地震の緊急警報しか。
枕元のラジオのイヤホンを耳に当てると、「…強い揺れに備えて下さい」と。
強い揺れだって、お布団の中しかないじゃない。
…しかし待てどくらせど、揺れませんね。
結局、銚子あたりが震度1だった。
水分を含んだ雪が、時々電線から屋根からボト〜ンと傘に落ちて、傘が凹んでしまうんじゃないかなって。この傘、最近買ったのよ。
形は、ちょっとコウモリ傘っぽい、色もオレンジから、徐々に薄く、てっぺんは、ほぼ白。
しかしわたしは、本当に傘が好きだね。雨傘、日傘。
登園道で、もう大はしゃぎのふみ、新潟長岡から買った長靴、「これは雪靴!」とふみは言って、シャーベット状の道路をペシャペシャと踏んで。
保育園に着いて、玄関に立っている先生が、
「ふみ君ふみ君、手。今日、暖かいかな、おっ、やっぱり暖かいんだ。すごいすごい」
と、先生はふみの手を握って、いつもそうしてるみたい。
ふみ、確かに、手はいつもポカポカ。
ふみは、いつものようにカバンもコートも脱ぎっぱなし、散らかしっぱなし。
あ〜、しょうがないな〜
今日は休み、病院に採血に行こうと思ったか、寒いし、雪だし。
昼から、ソファーで暖かくして、テレビを眺めながら、眠った。
しあわせ〜
ふみたち、今日は雪遊びしてたって!この寒さの中?!
しかも走ったら暑くなって、ジャンバーを脱ぎ…、だそうだ。
夕方6時頃、揺れて、福島M5.3。
で、夜11時半すぎ、また揺れて、結構長い。
千葉、M5.8.