おいとまします
暖かくなりました。日差しが柔らかく、ほのぼの。
春やな〜待ち遠しい春や。体もラクになります。
我が家の窓の外、翡翠色の蛾の一種かな、小さい羽虫が止まってた。
ふみを保育園に入れて、注射を受けに病院へ。来週もう一回採血しましょう、って先生が。
せっかくできた血なのに…
病院に出て、よいお天気だから、ぶらぶらと歩いて新宿へ。
途中、ふみの巾着袋を作るに使う手芸の紐を買ったり。
伊勢丹のショーウィンドー。
へぇ〜、昔のポスターに、いつも惹かれるわたし。
紀伊国屋書店のDVDコーナーを覗いて、「小早川家の秋」を買った。
秋冬には、久世演出の向田邦子ドラマを、
春夏には、小津映画が観たくなる。
もう習慣になった。
久世の向田邦子ドラマは、新春ドラマのため、ほとんど冬の時季。
小津映画に出る人物たちは、あまり冬の格好の記憶がありませんね。
寅さんのおばちゃんを演じた女優さんが他界して、それを偲んで、寅さんシリーズをセールしてる。
寅さんが大好きなわたしだから、さっそく池口淳子が出てるのを購入。
これは、寅さんの恋物語の中の、せつない一話なんだ。
ほかにも欲しいのどんどん出て来て、手に取って、全部買いたくなって。
聞いたら、セールは5月までというので、またちょこちょこ覗いてみるわ。
疲れてきて、地下鉄に乗って帰ってきた。
ご飯を解凍して、おでんと頂く。
注射と同時に、早く治りたいから、鉄剤も服用してる。
鉄剤で胃がやられて、おでんなのに、消化しずらく感じる。もう飲み薬は、やめようかな。それに、今日またたくさん歩いた、まったく懲りませんね、あたし。
歩くの大好きだもの、しょうがないっか。
さっそく「小早川家の秋」を観賞。
字幕出せるの助かるわ。昔、ビデオを観た時に、字幕がなくて、早口の関西弁が聞き取れないところが多々あって。
「そろそろ、おいとましますよ」と原節子が子供に。
おいとまする、最近はあまり聞かない言い方ですね。バイバイするよというのは、普通になって。
これも小津映画が好きな理由の一つだわ。