ラブちゃん
ゴーヤの蔓、あてもなく、這っていく。
もうなんとかしないといかんと思って、今朝、百円ショップから買ってきたネットを、適当に設置しました。
蔓をネットに乗せたら、すぐ纏いついてきました。
昨日も今日も午後から天気が急変。この季節にこんな頻繁な雷雨は、異常らしいんです。
小さい時に、夏は、よく雹が降ってました。
雹を拾って、ナイフで真ん中を切ったら、ミルフィーユ状態になってるの、今でも覚えてます。
空気中の埃でしょうか、黒い線が入ったりして。
大好きなわんこの“ラブちゃん”の飼い主と逢いました。
道路挟んでおじきをしたら、立ち止まって、わたしを待っていました。
急いで道を渡りながら、なんか嫌な予感がして。
「こんにちはー、今日は、ラブちゃんは…」
「ラブね、…、死んじゃったよ」
「えっ?」
「そう、死んでしまった。急に。ばた〜んと倒れて、そのまま、9歳8ケ月」そう言って、今でも泣き出しそうなご主人。
「…」
「ま、苦しくなくて、よかったけどね、うん。ラブね〜、ま、ばた〜んと死んでしまったよ」
ラブちゃん、大好きなラブちゃん。
ずっとふみに、「ラブちゃんは、実はなんでもわかるのよ、なんでも喋れるのよ、ただ、喋ったら、みんながびっくりするから、我慢してるのよ」と話すわたし。
ラブラドール犬のラブちゃん、今はどこでなにをしてるのかな。
昨日、連絡帳に、その、娘の膝が日焼けしたお母様のご意見を書きました。
もちろん名前を挙げることができません。
今日、返ってきた連絡帳に、K先生が、「こちらももう一言、案内が必要でした。すみませんでした」と書いてありました。
…。
申し訳なくて。
先生、あやまらなくていいのに。