梅雨入り

今日は関東地方が梅雨入りと発表。

いつの間にか、もう梅雨なのね。アジサイがいっぱい咲いてるもんね。

季節の巡りは、誰も待ってくれない。やっと暖かさへの喜びを感じて、もうシトシトの雨の時期かー。


パパは出張で関西へ。


昼ごはんに作った、納豆・味噌の油揚げ包み焼き、

感動的なほどおいしいのに、ふみは食わず嫌い。学校の給食なら、なんでも食べるのに。

午後は、わたしのRTA広報の集まりがあるため、ふみを児童支援センターに入れた。

学童クラブと同じ建物で、2階上にある。

近所の大きい子、小さい子、みんなそこでいろんな遊びができる。


今は子供たちだけ公園で遊ぶなんて光景は、もうなかなか見れないね。


広報の集まりは、結局3時間あまりもかかってしまって。
大量の写真から、今度の広報誌に使うものを選ぶ。
6人の広報の中、唯一のお父さんは、ずっと黙々とデータの処理を。
「みんなで視聴室に行って、投影して見ながら選びましょうか」
「そんな時間ないわよ、パソコンでいい」と即女性たちに却下された。

「この一枚はどうですか?幼稚園生の」

「幼稚園生は要らないじゃない?」「要らない要らない」

「そう?かわいいけどな、一応、自信作だと思ったけど」

「幼稚園生は誰も見たくないよ。なに、小さいお子さんでもいるの?」

「いや、そうじゃなけど。ま、いいけど、うん、可愛かったけどね」お父さんは小さい声で言う。


この一枚、笑っちゃった。

校長先生、いろんな競技に参加して、スタッフのようにもなったり、ほんとうにいい校長先生だわ。
(*^_^*)


恒例の一年生のインタビューの質問、わたしのは即却下された。
理由は、真面目すぎる。('_')


決まった質問をザーッとみてみると、プライベートにかかわるものばかり。
しかも量が多い。
小さい頃好きなヒーロー、「これは年齢を得るためだね」とMさんもKさんももう一人Kさんも、得意そうに笑う。


K先生はプライベートを大事にするとのことで、たくさん質問を出して、中に答えてくれるのもあるでしょう、とのことで。


どうしても、K先生のプライベートを知りたいお母さんたちだ。


隠さなきゃよかったね。K先生、もっとopenな感じなら、みんなも、ここまでしつこく知りたがらないんじゃないかしらね。


プライベート、別にどうでもいいのに。
一歩学校に踏み入ると、真面目にお勉強を教え、生徒を一人一人大事にする、それでいいじゃありませんか。


先生は、まずお勉強をきちんと教えて、それによって生徒に厳しくしてもいい、というか学問に関しては、厳しくしてほしい。
わたしは古いのかしら、どうしてもこう考えてしまう。


けど今の学校、特に公立の学校、勉強のスタートラインが低すぎるのでは…。


ふみのクラス、「海に行ったから宿題をやって来なかった」と言う子がいる。
なんと先生はまったく怒らず、「次には気をつけてね」で、済んだそうで。

まあね〜…


広報誌の運動会ページに、各学年の先生のコメントが必要。
各学年の広報担当が各先生に渡すことに。
連絡袋に入れた上に、先生に電話を入れる、と、みんなは言う。


ちょっとね、できないわ。電話なんて、なんか偉そうな感じがして、わたしには、できないわ。


図書室の仕事に行く日に、一年担当の二人の先生に渡すわ。


梅雨入りの今日は、雨が上がることはなく、ザーザーと降って、7月上旬の委員会に、順番が回ってくる予定のわたしは、発表の活動内容をもらい、「棒読みでいいよ」と言われ、急いで児童支援センターへ。


雨、上がらないね。
カレーを温めて、ふみに食べさせる。
「パパは今、何をやってるかな」ふみは気になって一々聞く。


「ふみ、来週からプールだね」
「うん」
「裸足になると、誰かふみの小指のこと、聞くかもしれないね」
「…」
「聞かれたら、ふみはどう答える?」
「黙る」
「黙る?どうやって。例えば、ふみ君ふみ君、その指、どうしたの?」
ふみは、それまでのいきいきした表情が急になくなり、一点を見つめて、動かず、まるで“ダルマさんが転んだ”が急に始まったようだ。

はっはっは、滑稽でわたしは笑いだす、ふみも吹き出して、二人で大爆笑。


ふみの足の小指、爪が二つに分かれてる。
その事を、学校からのプールの知らせがあってから、担任の先生に連絡帳で書いた。
先生にどうこうしてほしいと言うより、知っておいて、もし何かを言われたら、ふみの対応態度を知りたい。

結局ふみが一生向きあわなきゃならないことだから。

「ふみ、その指、神様のスタンプよ」
「はははは、ママ、まだ僕はその話を信じてると思ってる?とうに信じてないよ、はははは、神様のスタンプなんて、ないよ」
「信じてない?ひどい、ずっと信じてなかったの?」
「ま、保育園の時は、信じた時もあったかな」
「へぇ〜、ほんとうなのに。じゃ、ふみ、サンタさんも信じてないの?」
「サンタは…、信じてる。だって、プレゼントがもらえるもん」

プレゼントがもらえるから、信じることにしよう、でしょうね。


「ふみ、指を言われたって、その人のことを恨んではいけないよ」
「なんで?イジワル言ったのに?」
「人を恨むのは、結局、自分が不幸になるだけだから」