台風が過ぎて

台風は、夜中に通過して、
朝、ベランダに行ってみたら、まー、倒れてるわ、曲がってるわ、開いてるわで、

ゴーヤだけ、変わりない。
蔓は枝より、弱そうに見えるが、実は強い。


老子荘子の思想と同じだ。


野菜の話をしてたら、ふみが、昨日の給食で、デザートにスイカが出てた、と嬉しそうに話す。

「ぼくが、スイカは野菜だから、最後じゃなくて、今、食べてもいいでしょうって言って」
「先生は何て言った?」

「ダメだってぇー」


ハッハッハ(o^∀^o)

しかしふみは、本当にスイカが大好きだね。




自販機のことで、H君も、ふみも、K先生に言われたそうだ。


H君は、K先生の前であやまったけど、まだ毎朝やってるそうだ。


ふみは、誘われて、聞こえないふりしたり、「ないよ」と言ったり、とにかく一緒にやってない、だそうだ。


しかしH君、困った子だな。

お勉強はできないし、弱い子をイジメようとするし、自販機のお釣りの出口をチェックするし。


困った子だ。



M君のママからメールが入って、ふみが柔道行くなら、M君も行くと言ってる、と。
ふみはM君と組が違うが、大の仲良しなんだ。


M君のママは、7月の親睦会、参加しないと、やはりよくないのか、と聞いて。


M君の歌手のママは、お仕事の時間は不定で、学校の行事は、なかなか参加できない。


一年の保護者の親睦会、7月10日に決まって、知らせが来た。もちろん、学校側のではなく、PTAの学級代表の主催で。

できれば参加したほうが無難というか、特に一年目は、とM君のママにメールで返事をした。


ふみは、学童クラブの上の支援センターでのドッヂボールを申込んで、それが毎週水曜日なんだ。
無謀だわ〜、ドッヂボールの後、さらに一時間半の柔道があるのに。



柔道に行く途中、用意していたスポーツドリンクを冷蔵庫に入れたままと気づき、急いでコンビニに入ると、M君のパパと会った。

「あ、なんか、柔道はふみ君が行くなら自分も行くって言ったりして」とM君のパパは笑う。


ちょうど夕べ、テレビでM君のパパの番組をみて、タレントより“文化人”のM君のパパは、トークしながらお料理を作ってた。



一緒に柔道をやってる、違う区のK君、着替えしてるふみを見て、
いつも「ふみ君、すごい筋肉だね」と言う。


前回、K君のママはとても疲れた顔をしてたから、訳を聞いた。
K君、学校へ行くと、お腹が痛いと訴え、うちに戻ったら、元気になる、ということが何回もあった、とK君のママは言う。


「このまま、登校拒否になっちゃうんじゃないかなって心配で」。


K君は、ふみよりも、さらに二ヶ月遅い生まれだけど、背は高く、凛々しい顔して、とても強そうに見えるのに、何が原因で学校にちょっと嫌な気持ちを抱いているのか、K君のママは全く見当つかないという。



学校のカウンセラーに相談したらどう?と言ったら、
学校には専門のカウンセラーはいないのよ、とK君のママが。


ふみのいる小学校、カウンセラーがいて、予約して、対応してくれる。
やはり区によって、いろいろと違うんだね。


今日のK君のママ、お元気そうだった。

K君、学校のプール開きしてから、毎日学校に行きたくなるようになった、と。


よかったよかった。