のんびりのナメクジ
植木鉢あたり、ナメクジがいる。
角を隠したり、のんびりしてます。
ナメクジになりたいが、塩で溶けてしまうから、困ります。
暑くなってまいりました。こうやって窓を開けてゴーヤを観賞するのもできなくなります。
閉め切って、クーラーをつけないと、熱中症になります。
土曜日PTAの集まりのあと、学校で、ふみが育てている朝顔を持って帰りました。
あまりに大きいから、親が持って帰るようにと言われて。
頑張ってよかったわ。来週は、高温か雨かの日ばかりのようで。
さっそく今朝、一個咲きました。
ふみは、この朝顔を、必ず自分で世話をすると言って、起きたら、すぐ水をやりに行きました。
ふみは、学童クラブから家まで、一人で帰ることができなかったのです。
毎日わたしがお迎えに行きます。
学童の個人面談でもそれについて聞かれまして、一人で帰れないのは、ふみだけのようでした。
わたしもその理由がよくわかりません。いつか本人から、一人で帰りたいと言い出すのを、待つことにしました。
それでこの土曜日、午前に、ふみは急にアイスを食べたいと言うので、
「一人でコンビニに買いに行ける?」と聞いたら、
少し考えてから、「できる!」と答えました。
五百円を渡しまして、「走らないでね」と言って、ふみを送りだしました。
まもなく、いかにもずっと走ってきたという様子のふみは、アイスを二本買って、帰ってきました。
嬉しそうに食べて、わたしも嬉しく一本頂きました。
そしたら、「ガリガリ君」の「当たり」の棒を持って、なんと、もう一回コンビニへ。
戻って来たふみは、「今度、お昼はお弁当にしよう。そのお弁当をまた一人で買いに行く」と言い出しました。
もうお昼の仕度はしていたのですけど、せっかくですから、お願いすることにしました。
ちょうど先週の土曜日、わたしは体調が悪くなり、起きてお昼を用意するのが、どうしてもつらくて、ふみに、お弁当を買って来るように頼みましたが、一人では行けないと、ふみはそれだけ言って、黙ってました。
仕方なく起き上がって昼食を作ることにしました。ふみは、相変らずいろんな注文や、文句を言いながら、少し悔しそうにも見えました。
それがあったからでしょうか、どうしてもスーパーへお弁当を買いに行きたいと言うなんて。
「走らないでね」と言ったはずですけど、ふみは、やはり、いかにもダッシュした様子で帰ってきました。
しかも、お弁当の内容について、なんにも言わなかったのに、わたしに、お魚のを選んでくれました。わたしが肉類を食べられないことを、ちゃんと考えてくれてました。
スーパーのお弁当って、こんなにおいしいものなんだって、初めて感じたかもしれません。
それからわたしは学校のPTAの集まりへ行きました。その間、ふみは、支援センターに行きまして、これもまたふみは一人で家まで帰ってきました。
PTAの帰り、ふみの朝顔を持って通学路で、セミらしき鳴声が聞こえました。立ち止まってしばらく探してみましたけど、見つかりませんでした。
去年飼っていた鈴虫は、一夏の夜、その鳴声で涼を感じさせて頂きました。
今年はまだなにも飼っていないです。
知人はホタルを飼っていて、ずっとホタルを見たいという願いが、未だに叶えられていない私は、とても羨ましく思っています。けれど、ホタルの命は、セミと同じく短いことを知って、飼うのをあきらめました。
いつか、ホタルを見れることを願うばかりです。
ここのところ、忙しくて、疲れたぁ〜っていう毎日です。