いいから

ふみの朝顔、結局わたしがお水をやることがほとんどです。


ふみは毎朝、積極的にするのは、神社へラジオ体操に行くことです。


今月はラジオ体操は明日までで、来月はどうなってるのかはまだわかりませんが。

ふみは風邪をひいてるにも関わらず、朝早く起きて、着替えして、神社へ向かう。
今日はわたしも行くのに、待ってくれず、先に出たのです。


皆勤だと、お菓子や図書カードがもらえる上に、新宿の映画館で映画をただで見れることに。最近、公開のアニメなんですけど、映画を観たあと、お弁当ももらえるそうです。

けど、ふみは、行かないと言っています。

ふみは、映画館の大音響がどうしても苦手のと、1、2時間じっと座ってるのに、耐えられないようです。


でも一度、3D映画を連れて観に行こうと思いまして。


明日は、朝またふみのスイミング。


今月、PTAやらなんやら、土曜日は全滅、ふみのスイミングも振替に。


この前の個人レッスンは、女性のS先生でした。


ふみの呼吸法に問題があると指摘してくれました。


問題点がわかって本当によかったです。レッスンを受けて本当に良かったわ。


で、そのS先生が、ふみのレギュラーの担当の先生が、
ふみ君のたびたび振替することを、とても気にしてることを伝えてくれました。


びっくり、心外でした。


ふみたちジュニア・スイミングは生徒さんが多く、別にいつも決まった担当じゃないとダメってこともないはず。


わたしは、そのMという中年の男の先生に、一回か二回しか言葉を交わしたことがなく、大きなガラス窓越しに、M先生が、わたしの前を通る時、なんとなくお辞儀をして、別に笑顔もなかったのです。

わたしや、ふみのこと、別にはっきり覚えてないじゃないかと、わたしは思いました。


月末に、パソコンで振替して、とくになにも考えてませんでした。


だけど、まさか、別の曜日や時間帯に振替してることを気にしてらして、誤解が発生しているなんて、全く思っていませんでした。



パソコンからの振替ではなく、電話でM先生と話すとか、せめて伝言してもらえばよかったわ。

振替の理由は、先生の授業に不満があるのではなく、わたしの都合上で…と、S先生に言いました。



なんかわたし、人間関係が、いつまで経ってもうまくできない、いつまで経っても不器用のままで…。



学校の個人面談で、K先生に、
「あの、まず、わたしは先生に謝らなければなりません。他のお母さんに言われて気付きましたけど、K先生がせっかくご挨拶して下さっているのに、わたしは、避けてるように、と言いますか、迷惑そうに見えるみたいで、本当に申し訳ありませんでした。実は違うんです、違うんです、先生を避けてるなんて、そうではないんです…」

「わかりますよ。しかしこの学校は、人に何か教えたくなる方が多いんですね」とK先生は笑いながら。


「言われて、全く心当たりがないではないですから、確かにわたしは…、でも迷惑なんて、そんなこと全くないんです。とにかく、これからは、大きい声できちんとご挨拶します」


「はい」


(・_・;)
K先生は、否定するとか、ないじゃないですか。やっぱりK先生もそう感じてらしたってことですね。


ひゃ〜
冷や汗(°□°;)


困りますね、つくづく思うけど、わたしは本当に、常識的に、一般的に、人との付き合うことが、なかなかうまくできない。



ま、今さら、もう難しいでしょうね。



午後、学童クラブから電話がかかって来ました。

「ふみ君が3:30一人帰りと言ってますけど、それでよろしいんですか?」Sという若い女性職員でした。

「ふみの言う通りです、それでいいんです」


「連絡帳は新しくなりましたね。何も書いてなくて、私たちはちょっと判断しにくかったので、申し訳ありません」


「どうもわたしの日本語が、Oさんには理解しにくいようで、ふみに口頭で伝えることにしました。これからもそうするつもりです。でないとOさんにご迷惑をお掛けするのが申し訳ないですから」


「申し訳ありません、本当に申し訳ありません、そうじゃないですよ、そう感じさせたこと、本当に申し訳ありませんでした…」


しかし、わたしも根に持つものですね、電話で話しながら、そう思いました。



おととい、Oさんが連絡帳に書いてたことを読んで、すぐ電話をしたわたしに、ふみは寄ってきて「いいからいいから、いいよ、許してあげたら?」とわたしの手を持って、ニコニコと言う。


「ふみ、明日からもう連絡帳を持って行かなくていい。うちは連絡帳要らないってママが言ったって、聞かれたらそう言って」


「わかったわかった。忘れたって言うよ、いいからいいから、そんなに怒らないで」と、ふみは、やはりニコニコしてた。