晴天

今日は、どういうわけか、一日とにかく眠くて眠くて、まるで一遍に大量な風邪薬でも飲んだのかのように、ベッドで、ソファで、ちょっとでも横になると、うとうと。

目覚めて、「ふみ、お昼、なにを食べたい?」

「いいよ、お弁当、買ってくるよ。」

「え〜、そうじゃなくて、冷麦ぐらい、作るよ」

「いいよいいよ、買って来る」

「そう?悪いね」

「そうよ、ちゃんとしないんだから、しょうがないんだから」

「だから作るって言ってるのに」

「いいよいいよ」と、ふみはわたしの頭を撫でる。


それから、首に保冷剤入りのマフラーを巻いて、ふみはスーパーへ出かけた。


まもなく、お弁当を買ってきた。

「ママには、お魚のだから」
朦朧とそれが聞こえて、わたしはまた眠った。


目覚めたら、ふみはお弁当を食べてる。
時計を見たら、もう12時を回ってる!



訳がわからない、ずっと眠った一日でした。