学校
今朝、ふみは校帽をかぶり、宿題・絵日記・一行日記・自由研究の入ってるランドセルをしょって、8時前にうちを出ました。
学校は今日が始業式なんです。
夏休み、長いと思ったが、あっという間に過ぎてしまいました。
休み中、9月に発行する広報誌のため、他の広報担当のみなさんと、ずっとやり取りをして、責任重大と感じながら、休んだ気がしませんでした。
東京は今日も陽ざしが強く、35度の厳しい残暑でした。
夕方、ふみの朝顔を持って、学校へ。
水曜日まで持って行かなければなりませんが、水曜日まで、涼しくなる気配はまったくないですから、今日にしました。
しかし西日の眩しいこと!
学校の方向は、ちょうど西日に向かって…。
角度によって、もう目の前は真っ白。
知人が一緒に行って下さって、お喋りしながら、学校に着きました。
「ふみ君の朝顔、立派じゃない、立派立派」と、知人は朝顔の列を見て。
ほんとうだ。枯れてはもちろんないですし、つぼみはいっぱいありますし。
繁ってる繁ってる。
緑のフカフカの芝生を見て、知人は芝生の傍の鉄棒へ。逆上がりをしようとしましたが、ほぼ垂直の角度のところまで行ったが、失敗しました。
「うそ!できない!え?!うそ、もう筋力がない!」と知人はショックの様子です。
「うっそ!ここまで上がれるのに?!うっそ!じゃ、わたしはどうなるの?無理よ、絶対無理」
知人は鉄棒に再挑戦。わたしは笑う。
ふと、二階の校長室の窓に、白いシャツの人が立って、こっちを見ているのに気付きました。
知人と芝生をぐるりと一周して、帰ろうとしたところ、校長先生と副校長先生が階段から降りてきました。
窓の前に立ってらしたのは、このお二人のどっちかだったのでしょうね。
ご挨拶をして、「朝顔を運んできました」と言ったら、
お二人は笑いながら「いっぱい咲きました?」と。
帰りに、S君のお母さんと会って、これから朝顔を学校まで運ぶところです。
「××小学校は、やんないだって、種だけ持っていけばいいんだって。さっき、××さんと会って、“苛酷!〜”って言われましたよ」とS君のお母さんが。
ほんとう、この暑さの中。苛酷だわ。
二学期が始まり、日常が、始まりました。