峠を越えて

ふみの熱、上がったり、下がったり、でも39度は越えてなく、本人もだいぶと元気になって。

昼から食欲も出て来て、量は少ないが、昨日のように何にも食べないよりは。

熱がちょっとでも下がると、すぐホー、ハーと仮想敵と闘う、急に横になると、これはまた熱が上がったなとわかります。
やっぱり何かのウイルスを拾ったんでしょうね。
咳もなく、鼻水もなく、風邪ではないと思います。

夕方、学校の宿題と、塾の宿題を完成しました。えらい！

昨日はさすが塾へは行けなくて、パパが宿題を取りに行きました。
塾の先生は、ふみをいっぱい褒めてたという。
「ほんとうによく頑張ります。ブーブー言いながらも、本当によくやってますよ」だそうです。

珍しく学童クラブでの話しもしてくれて、
各班で、班長の選挙があって、立候補する子は結構いたと。
「ふみは立候補しなかったの？」
「しないよ」
「なんで？」
「めんどくさいよ」
「なにが？」
「だって、こうして、ああしてって、指示しなくちゃならないから。僕そういうのいやだ、めんどくさい」
「へぇ〜、ふみの班は誰が班長？」
「Ｕ君」
「へぇ〜、あのＵ君が？見えないね、結構積極的になってるんだ、ふみはＵ君に投票したの？」
「うん。Ｕ君がね、立候補の時に、僕が班長になったら、優しい班長になりたいって言った。あ〜、僕××ちゃんの班じゃなくてよかった〜、××ちゃん、超怖いもん。だってね、立候補の時にね、私が班長になったら、悪いことをした子に、反省文を書かせますっていってたよ。こわっ！」
「でも当選したの？その班、みんなおりこうなんだ、反省文いらないからじゃない？」
「わかんない。そういうことを言う子って、僕嫌いだ。」

悲劇な少年王ツタンカーメンが好きで詳しい知人から、聞いたツタンカーメンの話しをふみにしましたら、

なぜか、はまったみたいで、連日、ツタンカーメン、ツタンカーメンと口にする。
「ツタンカーメンってね、猫背だよ」とも。

猫背？猫背とは言ってませんが。ずっと杖を使ってるとは言ってましたけど。

「ツタンカーメンってね、20歳もなってないで死んだよ」

やがて、ツタンカーメン展を見に行くという話しになって。

このまま治れば、月曜にでもいこうと思って。
土日祭日の入場券は、とても高いんですけど。仕方がないです。