キンモクセイ

いただいた、質(産地も)の良い干し椎茸がありまして。

椎茸が大好きなわたしだが、原発事故後、今は安易に買えなくなった椎茸ばかりで、この九州産椎茸は、もう重宝で、大事にしすぎて、賞味期限が!

あわてて夕べ、全部水に浸けて、戻しました。


昼御飯、早速、椎茸の炊き込みご飯にしようと、

椎茸・鶏肉・ねぎ・大豆は、ありますが、人参があったら…と思って、ふみに頼んだら、喜んで、近くのスーパーに出かけました。



人参と、コロッケを買ってきて、と頼んだが、

人参と、お団子を買って来ました。

?!

そのお団子は、三本で98円という安さで、毒々しいカラフルの色です。
色素と保存料たっぷりに違いないわ。


ふみは、みたらし団子が好きです。
なので、こんなお団子を買ってきたのか。

「で、コロッケは?」

「お団子を買ったから、たぶんコロッケのお金、もう足りないから、覗かなかった」

「2百円も残ってるのよ、コロッケが買えるのに」

「え〜〜」


お団子、捨てました。

口にしてほしくないのと、お使いの時、勝手にほしいものを買えばいいと覚えたら困ります。


炊き込みご飯、おいしいです。

味付けは、椎茸の戻し汁とお醤油、お酒、分量など、
一期一会です。

ふみは炊き込みご飯の中の椎茸は食べないが、椎茸のバター焼きなら、とっても美味しそうに頂きます。


確かに、バター醤油焼きの椎茸、あわびのような感じすらします。


部屋の中はひんやりしてますが、外の、特に日射しのある場所では、ジリジリして暑い。
カーディガンを羽織ってますけど、半袖の格好も見かけます。


ふみとスイミングスクールへ出かけます。

建物が見えた時に、「今日はテストじゃないよね」とふみは呟きました。

まだ気にしてますね。

同級生のK君、ふみと同じ11級だったんですが、今は9級、そのお兄さんは6級です。


クロールでつまづいたふみは、いつになったら乗り越えられるのでしょうか。



ガラス越しにプールで泳ぐふみを見ていると、向こうの窓の外の土手を、電車が走って通る度に、反射で夕方の日射しをプールに送り込み、一瞬、視野は金色に染められます。

まるで黄昏の海を見ているようです。

どこか遠くへ行きたい。



スイミングの帰りに、疲れたふみを説得して、上の大きいスーパーに行って、今日は、そこに花屋さんが来るから、また苗を買いたくなって。


サボテン。


つぼみがいっぱいついてあって、嬉しい。



帰りに、キンモクセイの香りが漂って来ました。


まだ白っぽい花なんですが、やっと咲きて。

今日は、ふみ長ズボンを履きました。