年の暮れ

昨日、充分疲れているはずのふみは、なかなか眠れなくて。
たぶんS・Hくんのことが衝撃過ぎたのでしょうね。

結局10時近くやっと眠って、わたしもそのまま眠って、目覚めたら、夜中の2時過ぎ、ラジオを聞いて、4時過ぎかな、やっとまた眠って。


けどふみは今朝7時に起きました。7時半から放送するヒーロードラマを観るためです。

昨日は、警察、学校の先生、父兄、みんな動いてましたね。
こういう時は、人間はやはり周りとなんらかの関わりがあって、あるいは何かの組織に所属したほうが、いざという時に心強いということを、しみじみに思いました。

本当に怖かったです。

ふみが昨日描いた絵、しばらく手に取って見てました。


今日は、ふみの英会話教室でのクリスマスパーティです。

急いで昼食を取り、12時半になんとかふみを会場に入れ、やっと一息。

今日は暖かいです。18℃。日向を歩いていると、これから春をお迎えするんじゃないかって思うぐらいです。

カフェに入って、コーヒーを飲んで、お迎えまでの1、2時間をつぶしましょう。

カフェに入った時は、店員さんたち妙に小さい声で言葉を交わし、時おり奥を覗くのです。

なんだろうなとその視線の先を見てみたら、

Nさん!
仕事先に、たまにいっらしゃる方で、体がご病気で相当曲がっていて、神経のご病気で、体をなかなかうまく動かせないのです。

結構なお金持ちらしいですけど。


Nさん、腰曲げたまま、そこで、例によって動けないのです。

どうもお茶が済んで、出ようとするところみたいです。

久しぶりに見るNさん、顔中大きな黒いシミが、ほぼ繋がって、額も頬も、まるで焼かれたかのように、ちょっと、ぎょっとするほどでした。


長い髪は、もうどれぐらい洗ってないのでしょうか、一枚の板のように、斜め高く立っていて。


なんだか、わたしは言葉を失なって…、
悲しいと言いますか、複雑な気持ちで…。

Nさんの席の周りに、誰も座っていないです。

やっとで、Nさんは動き出しました。
一気に入口まで行って、「ごめんなさいね、あたし、ごめんなさいね」と言って、声はいつものように高くて元気です。

Nさんが出たあと、
店員さんたちは下を向いて黙々と作業を、何も見てなかったかのように、


店長さんらしい方が、仕方なく、Nさんのテーブルの食器を下げに行って、コーヒーカップと、ケーキ皿でした。

念入りに拭いたあと、店長さんは、わざわざ随分離れてるわたしの席まで来て、申し訳なさそうに、
「すみませんが、空気清浄のスプレーをかけてもだいじょうぶですか」と。

それから店長さんは“消臭力”を持って、しばらくあたりに噴射してました。


や〜、ちょっと…、衝撃で。“消臭力”も、なんだか…。なんとも言えなくて。



パーティが終わったふみと、歩いて豊川稲荷へお参り。


途中、解体中の赤坂プリンスホテルを観て。


外観はそのままで、階数が少しずつ低くなっていく、
本当に不思議な解体法。


お参りして、また徒歩で戻って、ふみは夕飯はケンタッキーがいいと言い出して、

ふみの夕飯のケンタッキーを買って、ついでにクリスマスのケンタッキーも予約して。
イブの夕方に取り行くことに。ちょうどふみのスイミングをその日に振替してあるから、終わってから取りにいく。


さらに歩いて家に帰ってきて、頼んでいる年賀状が出来上がってるから、取りに行こうと言ったら、ふみは泣いて、行きたくない、疲れたと。

(^_^)泣くことないのに。

さあ、ふみはお留守番、わたし一人出て取りに行くことに。


昼間はちょっと暑いぐらいだったけど、夕方また冷たい風が出て来て。


今日、知人が新鮮な・安全な・美味しいお野菜をたくさん送って下さって。
ふみが眠ってから(今日は8時半過ぎにすんなり眠った)、
昨日、T先生から聞いた“塩ちゃんこ”の味付けで、
知人からの大根・かぶ・かぼちゃ・大根かぶの葉と、長ネギ、冷凍庫の豚肉で、作ってみました。

や〜、美味しい美味しい、シンプルな味付けですけど、お野菜のうまみ、甘味、もう最高です。

明日の夕飯、これでうどんですね。

今でも、ご飯を入れて食べたいぐらいです。

そうだ、明日、油揚げも買って入れましょう。