お散歩

いつも土曜日に観ているテレビを観たいと、ふみが、ぐずぐずし始めたのは、朝です。

宿題を終わらせないとダメだと、約束してもらってるから、わたしは譲歩しません。

さっさとやれば、とうに終わってるものなのに、だらだらするんだから。


ふみのぐずぐずは、やがて号泣となって。
お仕事へ行ったパパにお電話をすることにしました。9時前なので、お仕事はまだ始まってないはずです。


パパは電話でふみと話して、見事にふみはおとなしくなって、宿題を始めたのです。


冬休みの初日は、肝心です。今日がだらだらしたら、もう戻りにくいと思って。


お昼は、ふみは冷たいお蕎麦がいいと、寒いのに。
蕎麦つゆが切れてるから、ふみはお使いに行ってくれると、「まだ10時だから、あとで行くね」


壁の時計を見て見たら、確かに10:15なんです。
「でも、もう行って、ママはその間、野菜スープとか作って、時間かかるから」
「ぼく野菜スープいらなぁい」

学校の給食だと野菜でもなんでも食べてるのに。


ふみはお金と携帯電話を持って、出ました。


白菜を刻んで、時計を見たら、あれ?まだ10:15、この時計、止まってるわ。


電池を交換して、壁に掛けて、まもなく、バシャーという音がして、びっくりして振り向いたら、
時計、落ちて、その下に置いてる陶器製の人形の服の裾、欠けました。


(-_-)

携帯が鳴って、「ママ、そばつゆは、どこだっけ、どのへんに置いてる?」

「ヤクルトは買ったの?そのヤクルトの隣りのこっち側の…」

「あった!あ、でも、これ、ぎりぎり届くかな、高いよ」

「近くにどなたかいます?お願いしてみて」

「わかった」


ふみ、ヤクルトと、そばつゆを買ってきました。



午後になったら、お散歩に出かけ。
冬休みの間、毎日一万歩、歩くことを目指してます。


わたしは歩いて、ふみは調子に乗ったら、走るのです。



毎年のように、凧を飾る「とらや」。



出る時には、まだ青空が見えて、


一時間も歩いたら、もういつ雨が降って来てもおかしくない空模様になりました。


その足でスーパーへ。

鏡餅やお正月の飾りを買いに。


花屋の出店でお花を見ていたら、「こんにちは」と後ろからの声が。

振り向いたら、ふみのクラスメイトのS君とそのお母さんです。


某コンビニで仮面ライダーのスタンプを集めたら、シールをもらえる上に、応募すれば、なんとかのグッズも当たったりすると、S君親子はそれで回ってるという。


その指定されたコンビニ、4店舗も行かなきゃならないんだ、たいへんですね、と同情したいところだが、わがふみ、もうやる気満々じゃありませんか。


幸い、まあまあ近い距離に、そのコンビニの3店舗がありまして、さっそく台紙をもらい、スタンプを押しました。


近くにはコンビニいっぱいありますが、さすが同じの4店舗は…。

明日、一つ駅の先に行かないとね〜(@_@;)



夜、ふみは、なかなか眠れなくて、「ママ、ぼくは当たるよ、そのベルト」「ママ、あした、すぐいこうね」「ママ、4つ集めたら、すぐ応募しようね」


あ〜、なんでS君親子と会ったんだろう〜