雨水

今日は暦の「雨水」。次は「啓蟄」、その次は「春分」、やっと暖かくなるのです。


今日で、最高気温一桁は、連続何日目でしょうか。まだしばらく続くようで、辛抱辛抱。


そんな冷たい雨の中、咲きそうな河津桜を見つけました。



昼過ぎ、ふみに傘を届けに、学校へ。

ちょうど下校で、一年生の黄色い帽子が何人か出てきましたの見て、急ぐわたし。


傘をさしてる子と持ってない子の中、ふみを探す。

いないなと思った時に、「ママ」、振り向くと、ふみが「これ、あるよ」と、得意そうに一本の傘を振って見せます。


あるよって…。

これ、学校の置き傘で、前回、ふみ濡れて帰って来て、置き傘がないと言って。

ちゃんとあるじゃない。ま、誰かが使って、また返してくれたのかもしれない?どうせ玄関の傘立てに置いてるだけですから。


「ふみ君のママ」、H君だ、同じ保育園だった。小学校に入ってからのお友達は、「ふみ君」と呼ぶ人がいなく、苗字か、名前全部かで呼ぶのです。


先生方は、もう苗字で“さん”付けで呼んでます。


「ねね、ふみ君のママ、ふみ君ね、学校でね、給食の野菜をね、いつも減らしてから食べるんだよ」
H君、決まってわたしと会うたびに、ふみの“告げ口”をするのです。

「なに言ってるんだよ、野菜を大盛で食べる時だってあるよ」とふみは抗議。


はいはい。
どっちでもええやないの。


S君が近づいてきて、傘を持ってないと言うので、ふみの置き傘を貸してあげることにしたら、S君、何を思ったのか、急に遠慮し始めて、コートのフードを頭に被り、「いいよ、こうやって帰る」
「風邪ひくわよ」と傘を広げてあげたら、素直に受け取りました。


放課の帰り道、雨であろうが、傘であろうが、ふみは相変らずはしゃいで、あっという間、見えなくなりました。


2組のH君と一緒に歩く。
H君、聞いてもいないのに、ママのボーイフレンドの「おじさん1号」「おじさん2号」という話をペラペラと話す。
H君のママは、歯科勤務のバツイチです。スポーツジムに通って、若々しい素敵な方です。

H君の話だと、1号のいる東北某所へお引っ越しするかもしれない、と。

本当かしら。

「H君、今日の給食はなんだった?」
「今日?あのね、ジャージャー麺だよ」


夕方、塾に行くふみに「今日、ジャージャー麺だったね」と言ったら、
「はぁー?ジャージャー麺?八宝麺だよ!誰が言ったよ」


ダメだこりゃ、1号も2号も、作り話じゃない?H君って、面白いね。


我が家の夕食は、麺ではなく、ししゃもと、新潟の巨大油揚げです。
中に青唐辛子味噌とネギが挟んでありまして、もうわたしには絶品なんです。