劇場

何日か前の天気予報だと、水曜日の今日は15℃の暖かい雨だと。

それが昨日になると、雨か雪かミゾレか、と変わりました。


東京は、雪かミゾレには、ならなかったですけど、冷たい霧雨が、昨夜から降りだして。


わたしは早々にうちから出掛け、今日は映画を観に行くと決めたのです。


冷たい霧雨ですが、時間もあまり余裕がありませんが、
なのにわたしは、地下鉄もバスも、利用しようと考えもしなかったです。

傘をさして、わたしは、新宿へ向かって歩き出します。

9時20分からのを観たいので、小走りに行かなくても、早足でないと、ちょっときびしいです。

新宿通り、傘をさして通勤の道を歩く人たちは、あくびをすると白い息が。
やっぱり真冬並みの寒さですね。

早足のお陰で、体がだんだん温かくなってきました。

歩くことは、本当にすばらしいことです。


先日、ネイルサロンで、店員さんとお喋りするとき、その若い女性店員さんが、
「…冬は本当はダイエットの好機らしいんですよ、寒いと人間は脂肪を消耗して防寒に使うらしいんです。だけど私たちは日頃この暖房の効いてる空間の中にずっといるじゃないですか、もう寒くも何もなくて、せっかくのダイエットのチャンスなのに、もったいなくて…」

ということは、寒い外で、薄着で歩くのが一番かしら。

こう思うと、冬が名残惜しいわ。



時間、やっぱりギリギリだわ。かといって、今更もう歩くしかないです、バスも地下鉄も中途半端になって。


という時に、映画館に着きました。

チケットを買うと、その映画、9時10分の
上映じゃありませんか。

「ギリギリ間に合うと思います」と言われて、エレベーターで7階へ。

だいじょうぶだいじょうぶ、どうせ本編まで、CMは20分近くやるんだから、

慌てない慌てない。7階に着いて、まず御手洗いに行って、それから自販機を視察、うん、飲みたいコーヒーはないから、そろそろ入ろうか。

暗い劇場に入って、案の定、大音量でいろんな映画のCMの放送中。

自分の席にたどり着いて、座って気づいたけど、客層、かなり若いこと。

女の子たちは、ポップコーンをかじりながら、大きい声でお喋り。

へぇ〜、映画は1980年代の設定なのに、よくもこんな若者が興味あるんですね、流行ってるタレントでも出てるのかしら。


お喋り、まさか本編が始まってもその調子、ってことないでしょうね。


映画に関する違法行為の宣伝もおわり、さー、もう本編でしょう。

え!?今度はアニメ!?
ハンターを二回言う、というタイトルのアニメのキャラクタが出て、わーわー言ってる。

女の子たちは一斉に静かになる。

ちょっと待って、これは本編だわ!!

急いで出てきて、スタッフさんに、
「劇場、間違えたみたいです、わたしはアニメ観たくない」

「チケットを見せていただきますか、…、これは、2番ですね、こちらは3番ですから、隣です」
「もう始まったのかしら」
「いや、こっちの時間と同じですから、始まったばかり」

うひゃひゃひゃ、隣の劇場へ。座って、客層、さっきのと全然違う。


うかつばかりのわたくし。


水曜日、女性は映画が千円です。
都合さえつけば、また観たいわ。


ネットから、中国語の懐メロのCD
を注文しました。

日本の会社に注文し、きょう、クロネコヤマトの国際便(あるんだ!)で届きました。

中国の広州市からの発送になってます。




パパの春らしいストール。

金曜日の3月1日に、わたしもブーツを脱がないと。

終末また寒くなるそうですが、ブーツは脱ぎます。


パパは最近、休日は、ほとんど美術館や博物館巡りに、白隠展や、円空展、昨日は中国の書家王羲之展を。

わたくし、映画、しかも劇場を間違えたり。(~_~;)