新緑

今日は午後から建物の各部屋の排水管のメンテナンスがあるので、パパがいないと分からないことで、パパに2時半に帰ってくることにしていただいて、わたしは、ふみと出かけることに。

暖かいですけど、風が強くて、それでもふみは小石川後楽園に行く予定を変えないのです。
その理由は、亀に餌をやりたいから。もう食パンを3枚もカバンに入れてます。

駅構内のお花屋さんの前に、わたしはいつものように立ち止まって、新しく入荷したお花をチェックを。

ちっちゃいサボテンたちが、可憐な花を咲かせて、黄色、ピンク、

でも、これから出かけるのに…。店員さんが「取っておきましょうか」と。
どの色のお花がいいのかなって、迷う時、ふみが「お花はいらないよ、つぼみがいい」と傍から。

「おっ、計画性、だね」と店員さんが「でも、つぼみだと、どんな色の花が咲くのはわからないけどね」

「それは別にいいよ」


小石川後楽園、新緑が美しい〜





ふみは、さっそく餌を。でも亀さんではなく、鯉にです。

亀たちが、池の真ん中の岩で甲羅を干して、ビクッとも動かず。


巨大な鯉は、ひげのあるお口を大きく開いて、ジョボジョボと音を立てながら、パンを奪い合って、

鴨は遠くから飛んできて、水面を滑走して、ちょうどいい位置で止まって、合戦に参加。

藤。

菖蒲の季節も来たいね。風がない日に。


ふみが発見した“スカイツリー

地面に剥き出しになった配管です。


咲き乱れるというのは、この牡丹のことでしょう。


カワセミが、神秘的な青い羽根を見せ、岩に止まります。

大きい望遠レンズを構える写真愛好家たち、岸のこっち側からシャッターを押します。

正直、この愛好家たちには、あまり感心できません。
みんなの公園なのに、かならず一番いいスポットを占領し、しかも他の方に不機嫌そうに、いかにも「じゃましないでよ」みたいな態度を。

愛好家は、永遠に愛好家。プロはこんな態度ではありませんね。

帰りに、ホームから上がったわたしは、まっすぐ改札へ行こうとして、「サボテン!」とふみが。

いけないいけない。

このサボテン、なんだかこの前のタヌキを思い出す。



夕飯に、何を食べたい?と、ふみに聞いたら、餃子、とふみが。

ありゃ、もうこんな時間なのに、これは皮から作るのは間に合わないわ。
スーパーから既成の皮を買って。

ふみには、肉・ニラの焼き餃子を、

わたしとパパは、お肉を入っていない春巻きを。

やっぱりニラは、お肉なしのがおいしいです。
玉子・春雨・にら。


夜、ふみの学校用の雑巾を縫うことを。

ミシンの針が、途中で折れてしまって。重ね縫いでしたからね。

というわけで、残り半分は手縫いで。固くて…、これは針は飛ぶわ。

できあがり。