冷たい雨
この前、ふみが、お花屋さんから選んだサボテンです。
そろそろ咲くのでしょうか。
寒いです。最低気温また一桁に。
急に冬のコートを着ないとダメになって。
今日は、お習字がありますが、わたしは風邪で、おまけにこの寒さ。考えたすえ、行くのを断念しました。
ふみと二人きりでうちにいると、だんだんしんどく感じるようになる、今日のこの頃です。
ふみ、相変わらず意味なく反発、反抗的、理屈っぽくて(ほとんどへ理屈)、「ママだって…」「だからと言って…」「それはクセだもん、しょうがないじゃない」
……。
感情的にならないように自分を押さえるのに精一杯なわたし。
話しによると、小学校は親への反抗、その次(中学生かな)は、社会への反抗らしいです。
親への反抗期をうまく乗り越えたら、社会への反抗は軽く済むらしいです。
そうなんですか〜
社会のため、今のわたしの辛抱が大事ってことでしょうか。
そうすると、社会への反抗は、せいぜい奇抜な服装ぐらいで済む、ということかしら。
ふみに、全てわたしの言いなりに、従ってほしいなんてこと、思ったことありません。むしろ、それは困ると思って、できるだけふみに自分で考えて、自分で決めることにさせてます。
けど、基本的なマナーを守らない時は、言わざるを得ない、するとふみの、へ理屈が始まるのです。
この前、Aさんに、「男の子は、ほったらかししたらいいよ、だけど肝心なことは言ってください、言わないとダメ、あれね、聞いてないように見えるけど、実際耳には入ってるよ…」
Aさんは、三人息子持ちのお父さん、三人息子とも、とうに成人しました。
ということは、ふみはどういう態度であろうが、親は感情的にならず、冷静に(できれば微笑んで?)言うべきことを伝えます。
ああ〜、難しい苦行になりそう。
わたしには、できるのかしら。
やっぱり神様からお力を借りたいわ。
土日のわたし、疲れます。
特に今日、風邪ひいてますし、外は寒いし、ほんとうはお布団をかけて、一日寝たい気分ですが、お昼を用意しなくちゃいけない、午後のスイミングにも連れて行かなくちゃならないです。
前回のスイミング、ふみはずっとD君とふざけて、水の中でジャンプしながらジャンケンしたりでした。
なので今日は行く前にそれを注意することに。
危険だから、もうD君とふざけちゃダメだと。
今日、D君来ていない、けどふみ、違う子とふざけてました。
お互い引っ張り合ったり、蹴ったり、ふみ、何口も水を飲んで。
コーチ、軽く注意して、あとはもう言わないです。
今時、体罰・体罰じゃないって、ビミョウで、コーチたちもできるだけ関わりたくないみたいです。
よほどわたしが中に入って、阻止しに行こうかと思ったぐらい。
わたし、耐えられるでしょうかと思いながら耐えて、頭が痛くなりました。風邪だから、それとも…。
出てきたふみに、ふざけちゃダメだと言ったよね?と言ったら、
「だって、D君じゃないもん、違う子だもん、ママはD君とふざけちゃダメと…」
始まった〜。
お得意なへ理屈。
わたしは黙ることに努めます。
で、タオル帽子、先週買ったばかりの、濡れた頭にかぶるタオル帽子、無くなったと。
先週は靴下、今日はタオル帽子、もうわたしは限界に。
黙ってわたしは一人出てきました。どんどん早足になって、冷たい雨の中、寒さを堪えながら、わたしは振り向きもせず、傘をさして、早足で雨の中で歩きます。
泣きたくなりました、わたしはどうしたらいい?
ふと、後ろに、傘をさしてる小さい影が付いて来る。ふみです。
ま、おとなしく付いて来るんですね。
わたしは今日、暖かくして休んでいたかった。
けど、そんな贅沢は出来ません。
うちに着いてしばらく、ふみも帰ってきて、「ママ、僕が尾行してるの気づかなかったでしょう。僕ね、こーうしてね、あそこの、前ヘビが出てきたところにね、隠して、…、スーパーに行ったでしょう?僕ね、こっちのドアから入ったんだよ、気づかなかったでしょう…」って、得意そうに語ります。