長靴
梅雨らしい日が続いています。
こちらは、ずっと前からトイレの窓にある、サボテンと、そのお友達です。
昨日までは気温が高くて、蒸し暑くて、今日は、最高気温が23度しか。
だいぶ涼しいです。
ふみの学校では、今日がプール開きです。
だけど、お天気に恵まれてなくて、今日はプールができなかったそうです。
雨が降って、よかった〜。
こう思うのは、わたしは昨日、U君に、明日、雨は一日降るよって言ったからです。
今朝の天気予報を見て、曇りマーク、え?!、どうしよう。U君に、雨だって言ったのに。
昨日の夕方、久しぶりにU君に会いました。
無表情無言で立ち止まったU君に、わたしは「こんにちは」と言ったら、
「こんにちは」と小さい声でU君が。
「U君、おうちに帰るの?雨がなくてよかったね、気をつけてね」
「あの…、」
「なに?」
「靴ずれになった」
U君は、長靴を履いてます。
「そう〜、あっ、靴下、履いてないでしょう」
U君は、やはり無表情無言で頷いたのです。
「靴下を履かないと、長靴の時は」
「…」
「寄り道なんかしないでね、まっすぐ帰るのよ」
「…、あの」
「なに?」
「あしたは、雨?」
「雨よ。台風が来てるもん。長靴を履いて、靴下は忘れないでね」
頷いてU君は、手を振って、歩きだしました。
U君、きっと明日は雨だと信じてるとわかります。なので今朝、ちょっと焦るわたしです。
ふみ君のママが雨降ると言ったから、長靴履く!と、お母さんに言って、曇りの中で、長靴を履いて登校するU君の姿が目に浮かぶ。
雨が降ってよかった。雨の中、銀行や郵便局のお使いに行く道で、ほっといたしてるわたしでした。
U君の校帽、汗で白い痕がいっぱい。洗ってあげればいいのにね…。
ふみの校帽、洗濯機で洗ってます。
紺色ですから、汗の白い痕は、みっともないですし、不衛生的。
化繊の生地ですから、いくらでも洗えますのに。
明日も雨みたい。しかも本降りとか言って、ふみにも長靴を履かせないと。靴下も忘れずに。