深海魚

かわいいメダカちゃん、楽しみに待ってますよ〜




昨日の夜、投票した候補者が当選したのを見て、嬉しかったです。


気になっていたふみは、眠ってしまい、今朝、それを教えたら、
「ほんとう!?」と、ふみも嬉しそう。


投票の前、ふみは、よくわたしに質問してました。
誰に投票するのか、どうしてその人なのか。


何べんもお答えしますよ。
ママは、しっかりと政見放送をチェックしてますから。

一人一人の政見をじっくりと聞いた上の判断ですから。

よくわからないなら、投票を放棄したほうが、無責任にはならないと思ってるんだ。

ママが投票した方は、しっかりと自分の主張を持ち、様々な逆風の中で、信念を捨てず戦って来た、こんな若者(38だけど)まだいることに、感心、尊敬。

それにその主張には全く賛同するのである。


「ママ、ママ、また、なんであの人に投票するかを話して〜」
こうして、ふみは何回も聞いてくるのです。

選挙のポスターを見て、ふみはだいぶ“顔見知り”になりました。

「この人、自分のことを神だと言ってるよね」

「ね〜」

「おかしいよね、なんで選挙に出れるの?」

「日本は民主の国だから、誰にでも選挙の権利がある、同時に、誰にでも投票する権利、投票しない権利があるからね」






早朝、鈴虫の金属っぽい鳴き声で目が覚め、窓を開ければ、薄暗い向こうから、ひんやりした風に顔を撫でられ、
やっぱり、秋のにおいがして。
立秋もまだなのに、夏はまだまだこれからなのよ。

「ポリー、ポリーちゃんちゃん」ポリーも鳴き始めて。



まだ夜も完全に明けてないんだじょ!

ふたたび横になるわたしだが、ごそごそと、ふみは目覚めたようです。


だから、まだ明るくなってないのに…。


ふみ、起きました。

小さい電気をつけて、夏休みの宿題をやってます。


夏休みの宿題、去年みたいに、本人は一日で完成したかったのですが、
パパに制止され、毎日少しずつやらないと意味ないんだと。


今日の分を終わらせ、6時過ぎに、ふみは走って近くの神社へ、夏休みのラジオ体操に参加しに行きました。


近くの神社は工事中で、境内の半分ほどが、今までは滑り台などの遊具のある、ちょっとした公園だったのに、最近は、区が、完全に神社に敷地を返し、遊具たちは撤去され、ただの更地になるのか、何かが建てられるのか。


ふみたち保育園の時に、よく先生に連れられて、手と手を繋いで、この神社までお散歩してきました。

あの大震災の揺れで、大鳥居が土台からずれ、立ち入り禁止となって、今度は工事、もう、気軽に遊びに行ける場所じゃなくなるのかしらね。


この前、ふみは、カブトムシを捕獲したくて、夜、木に、西瓜を仕掛けると言い出して、パパと神社に行ったが、工事中の神社、もうセミやヤモリたちの楽園じゃなくなったのを知らされ、坂の下の公園に移動。


翌朝、期待いっぱいに、ふみはパパと公園へ、

木の上に置いた西瓜には、たくさんの蟻ん子が…。



ふみ、がっかりなのか、別に、なのか、特に語ることもなかったです。


その何日か後、ふみとその公園に通る時に、
「そうだ、ママ。この前の西瓜の場所、教えてあげる」

ふみについて大きい木のところまで行って、「あっ、西瓜、だいぶ小さくなってる、全部蟻に食べられたんだね」とふみが。


「ここの蟻たち、“まだこんなに暑いのに、お節料理が食べられた〜”って、喜んでるよ」

そう言ったら、ふみは笑うのです。


ふみは、生き物に優しい子です。

学校でも、“生き物係り”として、ザリガニの世話をしています。


「ポリー、ダメ!」と言うわたしに、ふみは「ママ、ポリーは鳥だよ」と苦笑い顔を見せます。

ポリーのイタズラ、困るほどのポリーの“はしゃぎ”に、ふみは怒ったことがないです。

昨日、卓袱台の上のポリーは、細長いスポイトが面白くなったみたいで、くわえては、トコトコと卓袱台の縁(ふち)に来て、下に落とす。

ふみは、それを拾って卓袱台に戻す、
ポリーはそれをくわえて下に落とす、
ふみはそれを拾って卓袱台に戻す、
ポリーは…


苛立って来るのかしらと思えば、
ふみは笑いだした、「ハハハハ、おかしい〜」


わたし、ふみに見習わければならないところ、たくさんあります。



近くのスーパーに、カブトムシが売ってるらしいです。

しばらくふみを連れてそこにお買い物に行くのは、よしたほうが。





今日から、ふみは朝から学童クラブへ。

午前は学校に行って、プールがあります。


夏休みの間、水道は使わないため、水筒を持参することになってます。


帰ってきたふみは、泳いで、喉が渇いて、水筒を出して、で、水筒は、空っぽだったと。


( ̄□ ̄;)!!


わたしだわ、わたし。

水筒を見て、(そうだ、 あとで入れないと)ということが頭に過って、そのまま忘れて、行動に移さなかったのです。

わたし、救いようがないわね。
思ったらすぐ行動!とあれだけ決心したのに、救いようがないわね、ほんとうに。

今までのミス、全部“あとで”によるものなのに、
なのに、懲りずに、また“あとで”と。
バカねバカ。


「…ふみ、今日はあまり暑くなかったって言って〜、だいじょうぶだったよ〜って言って〜」

「めちゃめちゃ暑かった。全然大丈夫じゃなかった。でも学童に帰ってたくさんのんだから」


(~_~;)





今日は、土用の丑の日です。

夜、三人で新宿へうなぎを食べに行きました。


うまき も頂いて。



「ふみ、食べるなら、いいものを食べる。ワケわからない安いものを食べちゃだめ、極端な話し、空腹のほうがまだマシ、空腹は体に害はないけど、添加物いっぱいの安ものは、体に害を与えるから…」
と、いつもふみに言い聞かせてます。


うまそうに見える安いもの食べるなら、塩おにぎりのほうがよほど無難。

化学物質の多すぎるこの時代に、とにかく「安くてうまい」というものを食べる時には、いろいろな添加物を摂取することを覚悟しなくちゃいけないです。


「週刊誌の記事を読んで、安い回転寿司店の話しだけど、例えばマグロと言って、実際は深海にいるアカマンボウとか、アナゴは実はウミヘビとか」
と、ふみに言ったら、回転寿司を食べたことのあるふみは、かなり衝撃を受けたようで、しばらくすると、
「じゃ、ぼくは、もしかしてアカマンボウを食べてた!? すごいじゃん〜、深海魚だよ」


「ママだって、サソリの唐揚げ食べたことあるよ」


「え゛〜」

「カエルもよ」

「か〜」


なんの自慢よ。