貝の森
ぐずぐずの空は快晴となり、洗濯物は愉快に揺れている。
あまり揺れていないか。風がないもんね。
眩しい秋晴。
夕方に帰って来たら、うちの電波時計の湿度計、もう測定不可能になり、“LO”とだけ。
そう言えば今日は仕事先でも、湿度計はギリギリ30%でしたね。
うちはベランダも窓も全開でしたから。
“LO”をいつまでも見ていられず、夕飯の焼き餃子作りを。
焼き餃子ですから、皮は買ったもので、とっても便利、早いです。
餃子だけね、ふみが野菜を食べてくれるのは。
学校の給食は、野菜は、鼻をつまみながら食べてるらしいですが、うちじゃ、少しも食べないです。お皿の野菜の欠片を、残さずお皿の外につまみだします。
メダカの学校に生まれてきた貝、どんどん増えて、
親分は達者、
まだ卵の子分は、数えきれないほど。
今日は、メダカの水槽をパパに頼んで、きれいにしてもらいました。
水草とか、みんな捨てて。
代わりに、以前、沖縄が大好きで毎年必ず沖縄にいらっしゃる同僚からいただいた、沖縄の海辺で拾った貝殻を、入れました。
「貝の森、僕が作った貝の森」と、ふみは大喜びで貝たちを水に落としながら。
貝と森、なかなか結びつかない存在ですね。