手を

台風の雨風、今朝が一番強く感じて、ふみの学校の今日の登校時間になる時は、もう過ぎてしまい、ひんやりした空気だけでした。

登校時間、どなたがお決めになったのでしょうか。非常に興味があります。
だって、昨日、翌日の登校時間の知らせのプリントを、生徒たちに配る時は、まだ台風何時、どう通って行くのが、はっきりしていないはず。


都内、いいえ、国内、休校となっている学校が相継いで中、10時〜10時半の間に登校、と決めるなんて、台風のお友達しかできません。
いったいどなた?校長先生?


帰ってきたふみは、学童でおやつの時間に間に合わなくて、持たせたお菓子をさっそく食べようと。
「手は?洗った?」と聞くと、

「おっ」と言って、洗面所に。

時間長いね、さすが寄生虫を見たから、ずいぶんと丁寧に洗ってるねと思って待ってたら、

「ママ見て、濡れてるでしょう?今日は給食の前にちゃんと洗ったからね」と、ふみとハンカチを挙げて見せるのです。

もう、あきれた〜

毎日お洗濯をする時に、わたしはふみのズボンのポケットからハンカチを出すと、大概わたしが畳んで入れたまま、使った形跡がないのです。
するとふみが手を洗ってないこと、明白になります。

今、ふみが見せてくれたそのハンカチ、びしょびしょ過ぎるではありませんか!今急いで濡らしたでしょう!

「え〜〜〜、ばれた?」

ばれるのもなにも、そんなびしょびしょのハンカチがずっとポケットに入ってると、もうズボンも濡れるでしょうに。
偽装工作するなら、ポケットも濡らすなど、徹底的にやらないと。


「ふみ、もう季節的にね、いろんなウイルスが流行る時期になってきたのよ。去年みたいにインフルエンザやアデノウイルスになるのは、自分がつらいだけじゃないのよ。クラスのみんなに迷惑になるから、もうママは、ほかのお母さんの前に恥ずかしいんだから」

「わかったよ、今回はほんとうにわかった、洗うといつも思ってるよ、忘れるんだもん」

なんで忘れるの?みんな洗いに行くでしょうに。

しかし寄生虫、手洗いに、なにも役に立ちませんでしたね。