ぽかぽか
朝6時半過ぎ、ベランダから東の空を眺めて、真っ直ぐな飛行機雲が。
テレビでも、いろんな町でも、抗議の集会やデモやっているようです。
わたしには、なんで遠い世界の話しだろう。
自由がなくなる、監視される、制限される、盗聴される、捕まえる…。
ま〜、どこの国も、どの時代も。
せんぐりせんぐり。
しょせん人間の発想は、そうたいした変わりにないな〜。
人間として生まれて、人生の台本は頭にあるものの、知らない顔で演じること。
ただそういうこと。
「小さいおうち」に出てきた資生堂のミートクロケットを調べてみました。
なんと、今でもコロッケではなく、クロケットと言うのです。
や〜感動。もしかして、そこに、ハンカチのことも、まだハンケチと言うのかしら。
でもコロッケ、あ、クロケットにしては、値段が…(*_*)
「食べればいいじゃない」とパパが。
ミートクロケットが、飛びきって美味しい特別なクロケットというより、
銀座という場所代でしょうね。
あとはお店の歴史、お店の雰囲気。
そう考えると、値段相応でしょうね。
小さい頃は、とてもたいへんな時代たいへんな境遇だったんですけど、そう感じさせられなかった一つの理由は、グルメの父親の“食”へのこだわりかもしれません。
父親は、美味しいもの、いいもの、をしか、口にしない人でした。
どうでもいいものなら、お腹を空かせたほうがいい、との人でした。
あ、なんで面倒な人でしょうと思ってた子供時代だったわたしが、
知らず知らず、ふみに向かって、同じことを口にしております。
添加物だらけの安い食べ物、古くなったもの、
体によくないから、そういうの食べるより、お腹を空かせたほうがいい、少なくとも多少の空腹は体に害はないから。
…、
白いご飯だけのおにぎりのほうが、ああいうものより、よぽっといい。
…、
自分を大事にしなさい、自分のお腹はゴミ箱じゃないから、なんでもいいから入れれば、はダメだから、
…。
気付いたら、ふみに同じことばかり言っています。
ふみは、どうでもいいお菓子とか、憧れて仕方がないみたいです。普段食べさせてもらえないからでしょう。
子供だから、気持ちはわかりますが。
でも、いつかふみが大きくなって、食べ物に関する観念はどういうものなのか、見えるような気がします。
今日もぽかぽかな一日でした。