はなお


先月末のふみの学習発表会に、去年は病気で出られなかったわたしは、頑張って早く行って、一番前に並んで、で、持っているビデオカメラは、とうに壊れたもので…。


この前、ふみと一緒に水泳をやってるH君のお母さんが、自分の撮ったヒデオをDVDにダビングして、下さったのです。


今日の夕方、わたしはH君の小さい妹のAちゃんに、なにかプレゼントを探しに、新宿のデパートに向かいました。


知人も同じ方向なので、一緒に電車に乗って、新宿ホームで別れて、
わたしは西口に出て、デパートへ向かいました。

あっ、なんかへん、急に、歩けない、
ぎゃー、草履の鼻緒切 れました 。歩けないっ!!


ひゃ〜、どうしようって。

立ち止まって、ただただ、立ち止まって。


西口、いつものように、混雑してます。

社会鍋にご寄付をとの声、
路上ライブ誰か歌ってる、
歩きながらずっと大声でなにかを罵る、
“久しぶり〜”と待ち合わせの人たち歓声を上げて手を握り会う、
クリスマスソング鳴り響いてる、



わたくし、バッグから靴下カバー、仕事先で使ってる靴下カバーを取り出して、鼻緒が切れた草履をバッグにしまい、靴下カバーを履き替えして、靴下カバーで新宿西口で歩いて、デパートに入って、H君の小さい妹のAちゃんにプレゼントを選び、購入。

そして、タクシーで帰宅。

靴下で新宿で歩く、わたくし、たいしたもんだわ〜と、タクシーの中、笑い声を我慢して。


ひゃー、頭が真っ白で、勢いでここまで、なんか、さっきまでの記憶、喪失しそう。



鼻緒が切れたら、昔なら、よくハンカチと5円玉で緊急対策になるようですが、

今の鼻緒、底から出てないです。
修理しようがないって。

そもそも、この草履自体が安いから、買ったほうが修理代より安いと思います。



夜、さっそくネットから草履を注文、もう一足薄っぺらのも注文して、常にバッグに携帯しようと思いまして。

もう懲りたわ〜、思い出すのも怖くて。

これが北鎌倉の山の中なら…と思うと、腰抜けそう。

草履の鼻緒が切れると、もうほんとうに足を板に載せてるだけの状態ですから、どうにもならないや。

この草履、歩きやすくて、もっぱらこれを履いてました。

何万歩も歩いたでしょう。

「草履履いて、普通一日一万歩とか、歩かないと思うよ、昔の飛脚じゃないんだから…」と主人が。