烏生

ふみのランドセル、裂けそうな1ヶ所がありまして、昨日、デパートに電話して、修理の予約と、修理の期間中の貸出ランドセルの予約をしました。


今日は、朝からふみの英語がありまして、ふみに、英語の本やノートを全部ランドセルに入れて、英語が終わってから、その足デパートへ。と言ったら、しぶじぶとその作業をしはじめて、
「あっ、宿題があった、今やる」

は?!


暮れから、英語の宿題はないのかとずっと聞いてたじゃありませんか、

ないないときっぱり答えたじゃありませんか、

今、出なくちゃいけない時間、今から宿題、なんの話し!?

「だから、ちょっとだけだから、すぐおわるよ」とふみは、ほんとうに書き始めて。

「ちょっと待って、今書いたの、読める?」

「読めない!」とふみはあっさりと。

はぁー?


あー、もうダメ、早く出ないと、爆発しそうな自分がいるわ。






うちの前の長い坂を下る時に、遠くから、丁字路の突き当たり、大工さんの家の前の電信柱の上に、半端じゃない数のカラスが、一斉に、ガーガーガー。

なんじゃらほい(@_@)


よく見てみたら、その下のアスファルトの上に、巨大な烏の死体が(((・・;)

車にぶつかったのかしらね。

体が伸びていると、とても巨大に見えて。


この集団、これで人間への復讐が始まらなきゃいいけど。

「お〜、カラスたち、わたしじゃないんだからね、わたし、車の運転ができませんから、ほんとうほんとう。」


ガーガーガー、どうやらあの集団は、犯人探し会議中のようです。

「通れないよ、ふみ」

「なんで?、早く通ればいいよ、ここで立ってもしょうがないよ!」

「ダメダメ、来るよ」

「来ないよ、早く行こうよ」

「誰か保健所に通報したかな、このままじゃどんどん車にひかれるじゃない」あの伸びてるのは、もうすでに血だらけなんです。


「だいじょうぶだよ、もう早く」ふみはわたしの手を引っ張って、道の端っこから電信柱の下を通過。

バターッ、上から、会議中の誰かがトイレしたみたいで、目の前に落ち、危ない危ない。


なにがあったか知らないけど、懸命に生きてたに違いない、もうこれからは、ゴミ袋を破って食糧を探すなんてしなくていいんだから、長い烏生(人生と言えない)、ごくろうさんでした。




ふみの英語が終わって、二人おにぎり屋さんでお昼を済ませ、電車に乗ってデパートへ。


貸出の黒のランドセルをしょって、帰宅。

録画した先週の大河ドラマを見て、夕方になりました。




半襟を換えただけで、着物までガラッと色が違って見えますね。


今日は、ふみが英語をやってる間、わたしはネイルを。



鏡開きの今日、鏡餅をおろして、切って、揚げ餅にして頂きました。