赤鉛筆
半襟を縫い付けて、淡い紫のは好きですが、こっちは、どんな色にも合わせやすくて。
半襟って、楽しいわ〜
ふみの筆箱にの赤鉛筆、すごく短くなって、ほかの鉛筆より、ずっと短いのです。
赤鉛筆、こんなに使うのかしらと思いながら、新しい一本赤鉛筆を用意しました。
2、3日もしないうちに、その赤鉛筆、またとんでもない短くなって。
「ふみ、赤鉛筆なんだけどね…」
「そうだ、赤鉛筆、なんで替えたの?せっかく短くなったのに」
「赤鉛筆、そんなに使うの?」
「違うよ」、話しを聞くと、クラスのお友達との間、赤鉛筆短い競争をしてると、毎日無理やりに赤鉛筆を削って、削って、だれが一番短いのか。
唖然。
こんなにも物を大事にしないなんて。
「世の中、勉強したくでもできない子もいる、鉛筆が買えないで、枝で土に字を練習する子だっている(おしんだっけ)、難民キャンプ…」
聞いてるの?意味がわかない顔をしてるけど。
「とにかく物をもったいなくしちゃダメ、もうそのくだらない競争なんてやめなさい」