出来っこない

ふみにとめられながら、道端で摘んだ草や雪柳たち。



昼過ぎ、ふみと学校へ行って、作品展を観に。



ふみのクラスの生徒たち、新聞紙を固めて、さまざまな動物を作り、

ふみのは、黒い棒一本。テーマは「毒蛇」。

これ、手抜きしすぎやしない?

「動物なんて、絶対無理だもん、出来っこない」と、ふみ。


確かに、あまり器用ではないわ。

よく見たら、蛇の口から、赤いベロが出て、一応赤い目玉も二個ある。

少しは手間がかかったんだ。

ちなみに写真の奥の人形たちは、附属の幼稚園生の作品。



学校から出て、とても陽当たりのいい場所の、これは、アジサイ!?

ちょっとびっくり。梅雨まで、あと半年ぐらいなのに。


購入した、ライスストッカー、米びつです。10キロ入りの。





午前、英語をやってるふみを待ち、カフェで座って、イヤホンで繰り返し繰り返し聞いていた歌。


夕闇迫る雲の上
いつも一羽で飛んでいる
鷹はきっと悲しかろう
音も途絶えた風の中
空を掴んだその翼
休めることはできなくて

心を何にたとえよう
鷹のようなこの心
心を何にたとえよう
空を舞うよな悲しさを

雨のそぼ降る岩陰に
いつも小さく咲いている
花はきっと切なかろう
色も霞んだ雨の中
薄桃色の花びらを
愛でてくれる手もなくて

心を何にたとえよう
花のようなこの心
心を何にたとえよう
雨に打たれる切なさを

人影絶えた野の道を
私とともに歩んでる
あなたもきっと寂しかろう
虫の囁く草原を
ともに道行く人だけど
絶えて物言うこともなく

心を何にたとえよう
一人道行くこの心
心を何にたとえよう
一人ぼっちの寂しさを