北風ビュービュー

朝目覚めると、窓が明るい。

久しぶりの晴れた朝ね。


急いで起きて、いろいろ用意して、8時半にふみと出掛ける。


道路の真ん中はだいぶ溶けましたが、積もった雪、やはりすごい。


9時40分からの映画を見ました。

ちょっと重い映画で、しかも字幕で、ふみ、よく耐えたわ。

黒人に対しての差別が凄まじい時代のシーンも結構あって、
「ぼくはこういう映画が嫌だ」と、出てきたふみが。


でもふみ、ふみを成長させてくれるのは、なんとかジャーのドラマではなく、こういう映画のほうだよ。


一昨日の病院で、ふみは主治医に、看護師さんに、いろいろ質問したり、しゃべってました。

1週間の入院に「付き添いは…」と聞いたら、
看護師さんはふみを見て、「この子なら、要らないでしょう」


ふみは、四人部屋で、自分のテレビがあってと聞くと、なんだかワクワクしてきた様子、もうキャンプ感覚になったのかしら。


しかし、わたしって、呑気もいいところだわって、思い出して、思わず苦笑い。


手術は、片方の足の小指だから、その日に行って、受けて、そのまま帰ると思ってた。
「松葉杖がいいかな、だっておんぶはちょっとね、階段もありますしね」と知人に話したら、

知人は“正気?”との顔をして、「あのー、いくらなんでも、骨の手術ですよね、日帰りは、ないじゃない?よくわからないけど、1週間ぐらいは入院するんじゃないかな」

(^o^)/言われてビックリ。考えたら、そうよね。

術前の説明を聞くと、手術の前日に入院、術後1週間入院、退院してからもしばらく車椅子。

(^-^ゞあたしって、バカね〜




「あ、ふみ、修了式の日は、ふみもう退院してるから、ママが車椅子を押して出席しようか」

「嫌だよ」とふみは、あっさりと断った。「だってね、ぼくは、“強い”というイメージなんだよ、車椅子なんて、そんな姿を人に見せられるか」

さようか。


きれいな月夜、寒いけど。