八ツ橋

ネコ、眠っている、こんなにも安心して、無防備に、のびのびと。

思わずほっとする、わたしの今日の帯止めです。

昨日、学校で、わたしの着物姿をまだ見慣れていないお母さんがいらして、
「なにかあるの?」「どこかお出かけ?」

いいえ、普段着です。と言っても、冗談だと思われて、
仕方なく、毎週一緒に水泳の待合室でお話をするお母さんに証言してもらい、
「そうそう、いつも着物、雨の日も雪の日も、去年から」


すると、「うそ!じゃ、ご自分で着付けして?毎朝?うそ!すごい!…」


着物を自分で着付けするお母さん、あまりいませんでした。

それほど、着物はもう日常生活と、別世界の存在になって、そういうことですね。
時代かしらね。

わたしは、着続けます。
全校のお母さん、着物で学校に保護者会に出るのは、わたしだけみたいです。

でも別にわたしは、なんとも思っていません。
洋服の時より、返ってずっと落ち着きます。今年の運動会も、お着物で行くわ。






ふみの嗅覚と味覚、なかなか優れていることです。

道端からなにかのにおいが漂ってくると、ほとんど正確にその正体が言えるのです。

わたしはニッキの飴が好きですけど、
ふみには、辛いので、食べたことがないです。
この前、ニッキの飴を買って食べたら、ふみも食べてみたいと言い出して、
お口に入れてあげたら、

「辛いけど、おいしいよ。う…ん、これ、なんの味だっけ。う…ん、あんこと一緒なら…、八ツ橋だ!そうそう、八つ橋!」

なるほど、素晴らしいわ。グルメを目指しましょう。