歩数は…
車椅子の暮らしは、不便なものということ、つくづく実感してます。
この辺は、坂が多くて、考えるだけでも億劫になるわ。
今日は風もなく、暖かそうで、ふみを押してお散歩へ。
うちの前の坂を降りたら、途中で立ち往生。
怖くて、どうにもならない時、ふみが車椅子から降りて、松葉杖で坂を下ったのです。
冷や汗。
あ、これは、なんの桜でしょう。
ソメヨシノにしては早い、寒桜?河津桜ではないようですし。
ふみは腕を伸ばして、散った一輪のお花を拾って、「ママにあげる」と。
赤坂辺りに行ったら、ま〜こちらも見事に。
木蓮も美しく咲いて。
お参りに行って、本堂に行ってから、ふみはどうしても大黒さまの祀るお堂でもお参りしたいと、
お賽銭箱に投げたコイン、柵に当たり、跳ねて、床に落ちた、
仕方なく、わたしは入ってそれを拾いに。
ふみは大黒さまに向かって、「すみません、うちの母親なんで、勘弁してやってください」と。
それからは、どうしてもおみくじをやると、
「大吉」でした。
ふみは大喜び。
初詣の時に、境内の細い道で出会ったヤモリを、参拝客に踏まれないように、ふみがそのヤモリを拾って、草むらにおいて。
「ふみ、そのヤモリは、神のお遣いだったのよ。ふみが助けてあげたから、だからふみも足が治ったでしょう」
「ほんとうだね。ほんとうかな」
「ほんとうよ、でないと、冬、ヤモリは冬眠してるわよ」
いっぱい歩いたわたしは、一万歩かなって、スマホの歩数計を見てみたら、
29歩!
びっくり(@_@)
考えたら、スマホ、ほとんど座ってるふみに預けてるバッグの中だもの。