アカモン

朝、きれいに開いて、

昼近くになって、散り始めました。

夕べ、ふみが一人作ったシュワシュワゼリーです。

お湯の分量を計るなど、なにからなにまで、一人で真剣に作りました。

今回使った炭酸は、6倍炭酸の新商品のドリンクです。

そのためか、シュワシュワして、ほんとうに夏にぴったりで、美味しいです。

ふみの１週間履いたスニーカーを洗っていたら、ポリー、水浴びにやってきて。

午前、ふみと出掛けて、弥生美術館へ、村岡花子展を観に行きました。

写真や本、お手紙、使っていた眼鏡やバッグなど、いろいろありました。

隣の夢二美術館にも寄ってみました。

夢二の絵、いつ見ても、落ち着くのは、なぜかしら。

東大前の道、なんだか寂れた感じで、小さいお店は閉店の知らせの紙が貼ってあって、

「お腹が空いた」とふみは連呼し、食べ物屋さん、全然なくて、
「蕎麦屋だ」とふみは走って行って、「えぇ〜、これはないよぉ〜」とふみは、しゃがみこむ。

その蕎麦屋、今日はお休み。

「ふみ、神様のメッセージよこれは、“ふみくん、赤門へ行け”って、ほんとうよ、“君は、いずれ赤門に入る人間だ”って。偶然に見えることは、実際その前、メッセージかヒント、いっぱいありますよ」
(--)／

「えぇ〜、遠いよ」

「遠くない遠くない、まっすぐ行けばすぐよ」

昼御飯を食べたい一心て、ふみは（わたしも）赤門方面へ向かって歩きだします。

赤門が見えてきました。

やはり、胸がドキッとするわ。

赤門の近くの洋食屋さんで、昼食を。

「ビーフカレーだよね、ビーフはどこ？って聞いてる？」とふみ。

ハハハハ、聞けるわけないじゃないの。
ビーフはまったく入ってないけど。

学生さんかしら、ピアノを演奏していて、
休みの時間に、その学生さんらしきピアニストがテーブルまでいらして、
なにかリクエストはありますか、と。

サマータイムをリクエストしたら、
「ほんとうにその曲にはまってるね」とふみが。

そうなの、サマータイム、好きだもん。
いつかふみがこの曲をサックスで吹けたら、わたし、涙が出るのかもしれない。

次の演奏まで15分があるので、アイスティーを飲みながら、外を眺めるふみ。

サマータイム、ジャズ風のアレンジで、聞き入ってるわたし。

サマータイムの次は、「戦場のメリークリスマス」を演奏してくださいました。
これはふみのリクエスト。
ふみはこの坂本龍一の名曲に惹かれたからではないと思う、惹かれたのは、“戦場”との文字でしょう。

「戦だ、戦だ」って、年中遊んでますから。

しみじみの贅沢の時間を過ごしてから、

東大へ。

東大の中をぶらぶら。

ふみ、古色蒼然と言ってもいいぐらいの東大の校庭に、すっかり魅了されて、「いいな、ぼくここが好き」と。

今日は、１万歩超えました。

夕方、ふみ、またパパと、「黒メダカ」を買ってきました。