ナン
また二週間経ちましたね。
このシリーズのおかげで、一か月、あっという間に過ぎてしまうのです。
冬日和。
「お寒くなってわね」と姉は弟にコートを届けに、
「高いだろう」と弟が。
昼は、U先生ご夫婦と、好きなお店「梅の花」でお食事を。
懐かしい時間を過ごしました。
U先生、お若い時は、几帳面でちょっと几帳面過ぎて、どこか暗いというか、堅い、との印象はありましたが、今は、少女のように、素直で、とにかくとても素直で。
よい人生お送りしてらっしゃること、伝わってきます。
ご夫婦とも、父親のことをよく口にして、残念がって、偲んで。
帰りは、34度の蒸し暑い中、三人は徒歩を選び、電車の改札で手を振ってお別れして、U先生の目に、ちらっと光ものがあった。
さようなら。おげんきで。
またいつか、お会いできる、かな。
わたしはさらにお買い物に行って。結局9千歩ほど歩いて、うちに着いたら、これは、あわや熱中症になりそうなところだわ。
ふみが帰ってきて、わたしは扇風機の前に、避暑しながら、あーーーーと、声が震える場所を探してた。
「ちょっと、うるさいだけど」ふみは大相撲を見ている。
夕飯は、キーマンカレーとナンを作った。ナンはフライパンで焼いた。
自分でいうのもなんなんですが、おいしい。