鳴子
朝から細かい雨が降ったりやんだり、幾分涼しいです。
新幹線に乗って仙台の次の古川まで、そこで在来線に乗り換えて。
雨は激しく降り、濡れた車窓から、田んぼと畦道が洗われてるかのように、緑鮮やか。
下車案内の放送を聞いて、三人は荷物を引っ張って、ワンマン電車の先頭のドアのボタンを押す。
霧雨の中の駅舎、レトロな駅舎。
あ〜、こんなのが大好き。
え?駅が違う?
ハハハ、どうも一個手前の「鳴子御殿」で降りてしまった…、「鳴子温泉」で降りなきゃダメなのに。
でもこの景色のため、駅を間違えるベキだわ。
緑の中の雨の美味しい空気、霧か雲か煙かの遠い山、
天井の高い駅舎。
電車は、一時間1本だそうで、タクシーを呼ぶことに。
さすが鳴子、こけしたちのふるさと。