猛暑
暑いですねー、35度いくらの毎日。おまけに日差しがぎらぎら。
今年は、冷夏とかなんとか、8月まで梅雨明けないとかなんとか、発表してましたね。
予報士たち、詭弁に必死。
地震はもちろん、気象だって、そう簡単に予報できるもんじゃないってことね。
明日の天気、せいぜい週刊天気、それで充分なのに。
人間って、多かれ少なかれ、自然をバカにしてるとの部分があると感じるですけど。
自然を予報、自然を征服みたいな発想は、そもそも愚かじゃないかしら。自然の神々、軽視してはいけません。
自然をなめて、さんざんひどい目に合わされても、懲りないのは、人間という生き物かしらね。
ふみの水筒は、象印の魔法瓶です。
ふみは、“魔法瓶”“象印”との言葉が、なぜか気に入ってるのです。
「象印って、有名なメーカー?」
「有名なメーカーよ、老舗。炊飯器や、魔法瓶などの老舗なの」
「ふうん、老舗なんだ。でも老舗って、昔のやり方ばかりでしょう?今の時代についていけるの?ついていけないとだめじゃん、いくら老舗でも」
「その通り。いいことを言うねふみは。例えばね、和菓子の老舗の場合、昔はね、お砂糖が貴重で、お菓子は甘けりゃ上等だとされてるんだけど、時代が変わって、今はむしろ誰もが糖分を避けたいから、その和菓子の老舗は、時代に合わせて甘みを抑えないと、もう上等のお菓子と言えなくなる、売れなくなる」
「やっぱりね、時代に合わないとダメだよ。戦国時代は、“天下布武”の時代、江戸時代はもう全然違うからね」
「じゃ、今現在は、どんな時代だと思う?」
「今現在?う…ん、イクサもないし、平和の時代?」
「平和の時代か、なるほど」
「あ、違うわ、毎日どこか戦争してるよね、人死んでるよね」
(*_*)
象印の魔法瓶、なぜか蓋から水漏れしてる、軽い程度だけど。
「なにが老舗よ、だから老舗はダメだよ。ママのあの紫の水筒がいいよ、象印じゃないの、あれ、漏れないし」
「ちゃんと閉めてないからじゃない?」
「閉めたよ、細かい隙間があるよきっと」
老舗〜、しっかりしておくれ〜
パパがよくふみに落語を読んだためか、ふみ、時々古い言い方をするので、わたしが初耳の言葉もしばしば。
お腹がいっぱいの時は、
「あ〜、タラフク食べた」とふみが。
おやつが足りない時は、
「腹の足しにもならない」とふみが。
1年生2年生の夏休みは、ふみは積極的に地域のラジオ体操に参加してました。
3年生になったこの夏休みは、ふみはラジオ体操に行かなくなりました。
つまらなくなったのかしらね。
夏休みの宿題の一つは、新聞作りです。
夏休み中の出来事を新聞のようにまとめることですが、
ふみは、鳴子・函館の旅にすると。
パパは、趣のあるような内容にするのがいいと提案、プラス面白さを加える。例えばクイズを入れたり。
ふみ、まったく耳を貸さない様子。
ふみは、どこか“固い”のよ。ちょっとふざけたと思われるところがあると、場合によって、嫌ったりするのです。
本人は、ただ記録のように、流れを書いて、ポイントポイントに写真をいれればと思ってるみたいです。
新聞のタイトルだって、わたしは、「ウミネコ」とか、「北の風」とか、と進言した途端、さっさと却下されました。
「旅行新聞」、小見出しに、「鳴子・函館の旅」、にするんだって。
固いよ固い。ま、しょうが
ないわ、ふみの性格なんだから。
しかしふみは、見事に焼けましたね。日焼け止めは塗ってあげてるのにね。