落語
鳴子から買ったコケシ。
この暑さの中、涼やかな顔をしておる。
今日は、出掛ける予定なし。
だらだらとうちにいて、テレビでも観たいが、ふみも観るから困る。我慢するしかない。
うとうとしたり、あ〜、やられたわ、この暑さに。
北の生まれなので、この年々厳しくなってくるこの暑さに、年々参ってる。
冷たいものを一切摂らなきゃ、ちょっとはいいでしょうけど、熱中症には、冷たいものがいいからね。
頑張ってお昼に焼きうどんを作って、ふみもさほど食欲なく、のりスープは美味しい美味しいと頂いて。
またうとうとするわたしに、ふみは、どういう風の吹き回しか、落語を読んでくれると。
「どれが聞きたい?」
え〜、寝たいのが本音だが、せっかくだから、目の前に差し出された本の目次を適当に指さして、「目黒のさんま」「かぼちゃ」「じゅげむ」…。
ふみは落語が好きで、小さい時からパパが落語をたくさん読み聞かせてたからね。
明日も、猛暑日、だって。