野菜ジュース
猛烈な暑さ、続いてます。
台風の影響か、風も強くて。空気の動きがあると、いくらか助かります。
夕方、パパは暑気払いのお食事会へ。
わたし一人なら、もうヨーグルトぐらいで充分だけど、ふみがいると、そうはいかないから。ふみは、帰ってきた途端、お腹がすいたお腹がすいたと連呼。
もう火の前に立って何かを作るのは、考えるだけで倒れそうで、
ちょうど洗剤などのお買い物がありまして、ふみと外で食べることに。
地下鉄駅の近くの老舗のレストラン、売りはオムライスだが、ふみは、ビーフカレーを頼んで。
わたしはなんだか食べる気が全くなく、野菜ジュースをお願いしました。
100%の野菜ジュースなので、人参だのセロリだの、繊維まで残り、どろどろ、粒々、とにかく濃いのです。
美味しそうにビーフカレーを頂いてるふみを見て、
わたしはゆっくり野菜ジュースを、
美味しいと言えないが、体に良さそうで効きそう。
なにがあったのかは、全く覚えてないほど、ぼーっとして、気付いたら、野菜ジュースのグラス、倒れて。
わたしの白いバッグに、着物に、ジュースはだらだらと垂れて。
濃いオレンジ色のジュース、たちまちの着物を浸透、白い襦袢がオレンジ色に。
店員さんを呼んで、ティッシュをいっぱい持ってくださって。
さらに白いタオルを持ってきてくださって。
「お着物、だいじょうぶですか、お着物だから、たいへんですね」
「いいえ、だいじょうぶです。すみません、わたし、ぼんやりしていて」
ゆっくりと、着物を拭く。
ほんとうにだいじょうぶです。正絹ではなく、化繊ので、毎日洗濯機でじゃぶじゃぶあらってますから。ただ、このオレンジ色は、簡単に取れるかどうか…。
「ママいつも忘れるとか、ぼんやりしてとか、だね」ふみはカレーを食べながら。
(*_*)
風があって、少し助かりますね。