処暑
明け方の東の空。
処暑の今日、蒸し暑い。
でもこれからは、秋の気配をどんどん感じるはず。
毎日二回お洗濯します。
汗で濡れた衣類、翌朝まで置いとくのは、どうしてもできないのです。
朝、洗濯機を回して、乾いた洗濯物を取り込んで、
小さいバッタが、一緒にくっついて入ったきました。
ふみを呼ぶ。
ふみ、ティッシュで掴んで、恐る恐る外に逃がしたのです。
「へぇ〜、素手じゃできないんだ」
「気持ち悪いもん」
「ヤモリが平気なのに?」
小さい時のわたし、バッタとトンボを捕まえるのは、大好きでした。
大学には、農場地がありまして、8月下旬に収穫が終わり、枯れた蔓の回りに、バッタがたくさんいました。
お友達と、ずっと夢中に捕まえてました。
今は、もう、触れないわ。
「ママ、デコピンしてあげようか、今は無料キャンペーン中ですよ、10回無料お試しセット、ほんとう、無料ですけど、その代わりに妖怪ウオッチのカードを買ってくれればいいから」とふみは、にこにこして、親指と中指をスタンバイ。
へぇ〜、お得だね〜、
違う違う、なんで痛い思いする上に、お金を出さなくちゃいけないのよ(>_<)
ふみ、さらに愉快に笑う。
今日は甲子園の中継がなく、ふみはがっかり。
「見ないで!」と宣告してから、一人甲子園“中継”が始まります。いくつかの役をやって、擬音もいれ、柳沢慎吾の境地には、まだ至ってないが。
「見ないで!!」
あっ、本気に怒ってるわ。
9時すぎ、ふみと出掛け、ふみの英語教室へ。
小さい女の子がお父さんと犬のお散歩、少し前で歩いて。
お父さんの手に、小さくキツく縛ってるビニール袋をぶらさげて、そのワンコのフンだとすぐわかる。
自販機の前に通る時に、お父さん、さりげなく手にぶらさけてる犬のフンの袋を、自販機の傍の空き缶入れ専用のゴミ箱に、ポン、と入れて、何事もないように、散歩を続いて。
「あっ」 「まっ」
ふみとほぼ同時に小さい声で。
小さい娘さんの前にね〜
「犬を飼う資格がないのよ、こういう人は、恥ずかしいね」
「誰もわからないと思ってるよね」とふみが。
「誰もいなくても、神様仏さまが見てるのに」
「ここはお寺がいっぱいあるのにね」とふみが。
「その人、きっと仏教を信じてないのよ。どんな小さい“因”を、必ずそれなりの“果”として現れる、この一番基本の仏さまの教えすら信じてないのよ、その人は。
どんな言葉も、どんな行動も、それなりの種を撒いているから、気を付けないとね」
ま、自分に言ってるようなものですけど。
英語が終わって、お昼食べて、昨日に引き続き塾の集中講義。
雨は午前中にパラパラ、午後に上がって。
暑さ、少し和らいだのかな。
ウツボは八分形成?
花キリンも元気。